市民科学研究室とは

市民科学研究室は、リビングサイエンスという概念を手がかりに「生活者にとってよりよい科学技術とは」を考え、そのアイデアの実現を目指すNPO法人です。次の3つのことがらを軸にして市民の問題認識力を高めるための講座や勉強会を運営し、市民が主体となった調査研究や政策提言や支援事業を進めています。

1. 科学技術にかかわる様々な意思決定や政策形成への市民参加
2. 様々な社会問題の解決に向けた専門知識の適正な活用
3. 持続可能で生き生きとした生活のための科学研究や教育の実践

市民科学研究室の英語名称はCitizen Science Initiative Japan (CSIJ) です。
以下に活動概要を英文でまとめた文書を掲げています。
What's CSIJ ? (PDF) ダウンロード

市民科学研究室の活動20周年の際にまとめた年表「ひと目で分かる市民研20年の歩み」を以下に掲げています。
「ひと目でわかる市民研20年の歩み」(PDF)ダウンロード

市民科学研究室が目指すもの

私たちの暮らしは、エネルギー、食料、住まい、交通や通信、医療、環境といったさまざまな面で科学技術が深くかかわっています。だとすれば、科学技術の行く末をみすえ、それをよりよい方向に導くことに、私たち市民一人一人の思いが生かされるべきでしょう。

ところが、たとえば身近なハイテク製品や便利さをうたった技術に対して「これはほんとに大丈夫なの?」という気持ちをいだいたときに、ではその技術をどう理解し、不安や疑問をどう伝え、どう解決の道をひらいていけばよいのかが、なかなか見えてこないのです。

市民科学研究室は、そうした市民の問いかけから出発して、素人の知恵と力を結集して「市民にとってよりよい科学技術とは」を考え、提言していきます。

市民研が掲げる2つの理念

リビングサイエンス

生活を基点にした科学。
さまざまな形で生活に入り込んでいる技術や科学知を、市民が主体となってよりよい暮らしに向けて選択し、編集し、活用し、研究開発を適正に方向付けていくという多面的な活動です。

市民科学

市民の、市民による、市民のための科学。
複雑で高度な専門知に立ち入らねばならない場合であっても、市民がそれを回避せず、しかも専門の細分化に足をすくわれることなく、生活の総合性をみすえて問題解決にあたることが鍵になります。