「どよう便り」29号2000年1月」タグアーカイブ

「大学論・その論点」に寄せて

井口和基 (井口のコメントは●部分) <はじめに> まずここでは、現在の日本の大学を念頭において、考えられるさまざまな問題点をかなり無造作に列挙してみます。 大学は、税金(および一部の企業からの資金)と徴収した授業料を使… 続きを読む »

国立大学の「改革」と「市民のための科学」実現へむけての急所

高野雅夫 今日、国立大学は、独立行政法人化への圧力が高くなったことをうけて、「自己改革」を行おうとしている。しかしながら、この改革において「市民のための科学」を実現しようとする課題意識は、各大学の執行部にはまったくといっ… 続きを読む »

3月のシンポジウムに向けて 「大学」の何が問題か (その1)~複数の論者による大学論の試み 3月のシンポジウムに向けた作業の指針と計画

上田昌文 「大学紛争」と「大学改革」をつなぐものは 1960年代の後半、日本では全国で大学紛争の嵐が吹き荒れました。大学がまだ現在ほど大衆化されておらず、日米安保闘争で社会全体が揺れに揺れていた中で、学生たちは「学問とは… 続きを読む »

リレーエッセイ 私と大学(その2) いかに生きたらいいのか-、ということと 学の存在意義

鎌形正樹 1★ 30にして迷う。大学院への道。 現在私は、某大学の経済学部の大学院生をしています。社会人生活約10年を経ての学生生活です。とはいえ週の半分は、農作業という2足のわらじ生活でした。30歳を越え、子供もいてな… 続きを読む »