『土曜講座論文集』第1集1997年5月」タグアーカイブ

『科学と社会を考える土曜講座 論文集』第1集 投棄された旧日本軍の毒ガス兵器

高橋佳子 広島県・大久野島土壌からヒ素 1996年7月中旬、私は広島を訪ねた折、友人から聞いていた<旧毒ガス島>をどうしても見たいと思い、大久野島へ足を延ばした。 大久野島は、周囲4キロの島全域が国民休暇村で海水浴客や修… 続きを読む »

『科学と社会を考える土曜講座 論文集』第1集 スミソニアン原爆展論争を検証する

はじめに 敗戦50年の節目にあたる今年、アメリカのワシントンDCにあるスミソニアン航空宇宙博物館は、日本への原爆投下、第二次世界大戦の終結、そして戦後の冷戦構造の意味を歴史的な立場から考察し、大衆の教育をねらった「エノラ… 続きを読む »

人はなぜ宇宙にこだわるのか

藤田康元 はじめに 書店の自然科学書の棚で、私はある種の本をしばしば目撃する。それは、『宇宙は語りつくされたか?』『宇宙はどこまでわかっているか』『宇宙の謎はどこまで解けたか』『宇宙の発見』『ビッグバンの発見』&#823… 続きを読む »