「お酒の文化と科学」プロジェクト


文京区の白山神社の境内にある関東松尾神社には、福島の蔵元、矢澤酒造店の「南郷」が奉納されています。

今さら言うまでなく、世界には多種多様なお酒があり、それぞれ国や地域に広まったお酒にまつわって、それぞれの酒の文化が築かれてきました。どんなお酒をどんな時にどのように飲むか―醸造技術や流通網の発達によって酒の大量生産が可能となり伝統的なスタイルは大きく変化してきたものの、その一方で、地元産の手作りの酒造りに注目が集まり、それを正業にしようと参入する若い人々の話もしょっちゅう耳にするようになりました。

この「お酒の文化と科学」プロジェクトでは、多様で奥の深い「お酒の世界」を、次のような切り口から探りを入れて、興味深い情報や活動を紹介し、「お酒とのよりよい(より深くて、より楽しくて、より健康的な)付き合い方」を見つけていきます。

1)酒についてこれまでにどんな研究がなされてきたのか、を大づかみにし、酒というものが(未知や未解決の問題を含めて)どんな多面的な存在であるかを、わかりやすい図解として提示してみる。

2)醸造学や発酵学の基礎的な知見を学びつつ、酒造りの現場を訪ね(そのためのツアーを組む)、取材をさせてもらって、生産者とツアー参加者との交流をはかる。それらを積み重ねて、日本の酒造りの現状を徐々に把握していく。

3)上記2つの事柄に取組むなかで、場合のよっては歴史や民族誌や先端的な技術や最新の医学的知見などにも踏み込んで、私たちにとって「お酒とのよりよい付き合い方」を考察していく。

ちょっと堅い表現になりましたが、メンバーはみなお酒が好きなので、時に杯を酌み交わしながら、この調査プロジェクトをすすめていきたいと思っています。

ご関心のある方はぜひご連絡ください。

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プロジェクトメンバー:小野田美都江、谷俊一郎、上田昌文