2025年6月から「市民科学研究室インターンシップ」を開始します。
その趣旨は、2023年と2024年に試みた、「市民科学者育成塾」と全く変わりませんが、より柔軟に、それぞれのニーズにあわせて研修の機会を提供します(この「インターンシップ」は「市民科学者育成塾」を改変して発展させた試みになります)。
インターンシップの研修を受けること(インターンになること)を希望される方はこちらからその旨をご連絡ください。
【内容とすすめ方】
➀市民科学研究室が蓄積してきた、調査研究や企画運営や外部連携や議論の場作りなどのノウハウを学びたい人であれば、どなたでもいつでも受け付けます。また、NPO活動や調査活動自体のすすめ方に関心のある人(そうした何らかのテーマで論文を書いてみたい人)が参入的な調査を行うためにこの機会を利用することも受け付けています。
➁最初に1時間ほどの面接(オンラインでも可)で、どのようなことを身につけたいのか、将来に何をしてみたいのか、といったことをじっくり伺い、時間や費用面での都合なども考え合わせたうえで、研修メニューを決めます。
③市民科学研究室の「レイチェル会員」に1年間登録していただくことになります(いただく費用は基本的に、会員登録費用1万円と、以下の土曜講座Ⅲのテキスト代金、土曜講座Ⅳの受講料だけとなります)。「現場体験」で生じる交通費は、場合に応じて、市民科学研究室の方から適当額援助することがあります。
④できれば市民科学研究室の研究会(現在6つ)、プロジェクト(現在9件)のどれかに所属していただきます。
⑤土曜講座Ⅰ「自分で調べる技術ワークショップ」(全6回)は、第1回目(お試しワークショップ)を、参加者が3名揃った段階で必ず受けていただきます(外部団体の招きでイベントとして行う機会に参加してもらう場合もあります)。以降の5回のワークショップは、できる限り受講することをおすすめします。
⑥土曜講座Ⅱ(「くらしとかがくのアーカイブ」に動画として収めた過去の講座のうち、こちら指定したものを予め視聴して、それについて議論する)や土曜講座Ⅲ「自分で調べる統計学」や土曜講座Ⅳ「市民が活かす情報技術」は、ご自身が追究したいテーマと時間の都合で、取捨選択していただければと思います。
⑦現場体験(調査研究やエコツアーなどで訪問し、現地の人と交わる機会となります)や市民科学研究室が主催・共催・協力する種々のイベントなどは、随時、研修生と話し合いながら、その参加の要領や、参加した場合の成果のまとめ方などを、一緒に検討していきます。
⑧インターンシップは、登録時から1年を一応の期限とします。終了時には「修了証」をお渡しします。