2月2日(土) 市民科学講座「DIYバイオ:可能性と課題」

投稿者: | 2018年12月4日


2019年2月2日(土)に市民科学講座「DIYバイオ:可能性と課題」を開催します。ふるってご参加ください。

市民科学講座Bコース

DIYバイオ:可能性と課題

DIYバイオ(Do-it-yourself biology)によって、自宅で手軽に生命工学に関する実験ができるようになりつつあります。高価な装置の代わりに身の回りにある家電を使ったり、最先端の論文が誰でも読めるようになったりすることで、誰もが実験できます。
しかし、具体的にどのような方法で行えるのでしょうか?
どんな人がどのような目的で実験をしているのでしょうか?
そして、どのような課題があるのでしょうか?
実際にDIYバイオ実験をされている方をお招きして、具体的な方法や今後の課題と可能性について、参加者の皆さんと議論をしていきます。

2019年2月2日(土)16:00-18:00 + 終了後に懇親会 (開場は15:30)

場所:アカデミー湯島・実習室(5階)(文京区湯島2‐28‐14)
参加費:1000円(学生は半額、市民科学研究室会員は半額で同伴割引あり)
定員:40名

参加お申込みはこちらから
チラシはこちらから

◆講師

田中 雄喜 (Yuki Tanaka)
1991年 北海道生まれ。現在、東京大学大学院総合文化研究科博士課程在学中。2016年、科学技術インタープリター養成プログラム修了。細胞やその集合体が有している生命の基本的性質を「創って理解する」ことを目標に有機化学の研究室に所属。2017年2月から培養肉という技術に対し科学と社会の両面から実装に取り組む姿勢に惹かれてShojinmeatに加入。趣味としての「科学」を世の中に広めるべくゆるりと活動中。

◆スケジュール
▶話題提供(40分)
・事例紹介:どのような家電を使って何をしているのかなど田中さんの経験や具体的な方法について写真や今までの活動をもとに紹介
・将来展望:現在の活動が、今後日本あるいは世界での活動とどのくらいの差があって、将来的にどんなことがDIYバイオでできるようになっていくのか、分野(医療・食料)の広がりやそのために必要な予算や制度的枠組み
・社会課題:DIYバイオを行っていくうえで生じる法的、倫理的な課題の提示
▶実演(10分)
・有精卵からニワトリ胚を見る、培養した細胞を顕微鏡で見る
▶ディスカッション(40分)
・司会&ファシリテート:江間有沙(東京大学 特任講師:科学技術社会論)
・指定討論者:見上公一(東京大学 特任講師:科学技術社会論)
工藤郁子(中京大学:法学)

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