「いのちの科学映像 友の会」へのご登録のお誘い

投稿者: | 2025年5月23日

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「いのちの科学映像 友の会」へのご登録のお誘い

2022年11月に(株)アイカムとNPO法人市民科学研究室は共同して、シンポジウム「科学映画のこれまでとこれから―いのちの科学映像が切り拓くもの」を開催し、それをきっかけにして幾人かの生命科学分野の研究者にも呼びかけて、2023年にVIPROS(生命科学での映像製作支援)プロジェクトを発足させました。VIPROSはこれまでにのべ100名ほどの方々にご参加いただいて、9回の会合やイベントを実施しました。

そのなかで毎回、検討を重ねてきたことの一つは、小中学生らを含め一般の人々にも強く訴えるものを持つアイカムのいくつもの映画作品を、どうすれば公共施設や学校や大学などでうまく上映する機会を設けていけるのか、という問題でした。

生命の諸現象を実写に徹してリアルにとらえた映像は、生物学や医学や薬学の研究において大きな価値を持つことは言うまでもありませんが、完成された作品が、そうした科学的探求の人間にとっての意味を考えさせる物語に仕上がっているかどうかも見落とすことができない観点です。生誕から130年を迎えた映画の歴史において、劇映画やドキュメンタリー映画とは異なった独自の価値を持つ―でも今のままでは衰退し消滅することになりそうな―「科学映画」というものの社会的認知を、この「科学技術の時代」にこそ改めて高めていかねばならないのはないでしょうか。科学研究に直結しかつ物語性の高いアイカムの諸作品を観る機会を増やすことは、その一助になると私達は考えています。

上映の機会を増やしていく着実な方法として、私達は「いのちの科学映像友の会」(以下「友の会」)の結成を呼びかけます。

「友の会」は、そのメンバーになった者が、地元での映像の上映の機会を作っていくことを目的とします。それは公民館(生涯学習センターや男女共同参画センターといったいくつかの名称が使われています)、小中学校、高校だったりするでしょう。いろいろな新しい企画を手掛けるようになってきた図書館も対象になります。また、地域の何らかのイベントのなかに組み込んで、ということもあり得ると思います。さらに、上映会以外での普及の方策として、自治体や学校の図書館にアイカムのDVDブックを収納してもらい貸し出せるようにすることが考えられますが、このことも時機をみながらすすめていくことになります。

「友の会」では、映画上映会作りのノウハウを共有し、また、上映会が実現した場合の運営や参加者との(例えば、何らかのトピックをテーマにしたワークショップなどの)学習・交流の場作り、メンバーシップの拡大の支援をします。そしてメンバーになった人に対する種々の「特典」を設けます(※)

※たとえば、アイカムもしくは市民科学研究室に来ていただければ、そのライブラリに納めているアイカムの数多くの作品を自由にご覧いただけますし、科学映画に関する文献や資料なども閲覧できます。

地元でのいろいろな施設や学校への働きかけについては、リクエストのための文書の雛形を用意していますので、それをご利用いただければと思います。

一人でも多くの方に、「友の会」にメンバーとしてご登録いただき、ご一緒にアイカムの映画作品の上映会の実現に向けて歩みをすすめていければと願っております。

「科学映画」のルネサンス(再生)の機運を一緒に作っていこうではありませんか。皆様からのご連絡をお待ちしております。

2025年5月23 日

川村智子((株)アイカム・社長)
上田昌文(NPO法人市民科学研究室・代表理事)

「いのちの科学映像友の会」のご登録は以下からお願いします。

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