司書さんを対象にした「レファレンス技術をみがくためのワークショップ」を実施(2025年10月18日)

投稿者: | 2025年10月19日

 

オフィス「みちねこ」さんの主催で、2025年10月18日に「レファレンス技術をみがくためのワークショップ」を実施しました(みちねこさんによる報告はこちらから)。

今回は参加者全員(12名)がすべて司書さんで、オフィス「みちねこ」さんのネットワークがあってか、学校司書の方が多かったです。

講師である私(上田)としては、
・レファレンスの何たるかはすでに心得ていらっしゃる方々なので、それを説いてもしかたがない
・これまでのレファレンス業務で困ったことや行き詰まったことが必ずあるはずなので、それを共有して、打開する道筋を探る
・「AIが司書にとってかわるだろう」という漠然とした予感があるが、それはじつのところどうなのか:司書の経験と照らして司書とAIはどう違うのか、AIの限界や問題点は何か
・AIをどうつきあってレファレンス業務に生かしていくことができるのか
・「自ら本気で調べてみたいことを、本格的に調べる」という経験をとおしてこそ、レファレンスの技術も高めていける、ということを伝えたい
……といった意図を持って、3時間枠のワークショップを設計してみました。

 (約50枚のスライドを投影しながら)

途中で5分ほどの休憩を入れましたが、参加者の方々皆が熱心にグループ内での議論や全体での意見交換に応じてくださり、講師としても大変やりがいがありました。

こちら参加者の皆さんのアンケートの全文を掲げていますが、すべての方から「参加して大変よかった」との評価をいただきました。

「学校での探究学習にも使えるワークショップですね」との声も何人かの方々からいただきました。またこちらからリクエストをいただければ幸いです。

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