市民科学講座
「黒毛和牛の生産現場から、畜産の未来を考える」
国内外に知られる黒毛和牛の生産県、鹿児島県で畜産農家および肉用牛農家後継者を指導している専門家の木之下明弘さんに、良質な和牛肉を生産するうえで実施している最先端の生殖技術や技能者の育成など、生産現場ならではの話を語っていただきます。
食肉生産のなかでも特に消費者に嗜好される黒毛和牛は、海外にも輸出されることもあって、その品質確保のため力が入り、種牛の精子を使った体外受精や借腹牛への移植、出産などさまざま工夫と管理によって可能になっています。講師の木之下さんは、これらの技術の指導のほか、飼育環境の改善やITによる管理技術、若手の畜産就農者への教育などにも熱心に取り組んでいます。
「いのち」をいただく食のなかでも、和牛の飼育、生産の現場での取り組みはふだん都会の消費者には知る機会が少ないだけに、生産者側との対話・交流によって、これからの畜産を考える機会にしたいと思います。
チラシはこちらから
●11月25日(月)18:30-20:30
● 光塾 common contact 並木町 (東京都渋谷区渋谷3-27-15 光和ビル地下1階)
●講師:木之下明弘さん(鹿児島県立農業大学校 畜産学部長)
●参加費:1000円(学生500円) 当日会場にてお支払いください。
●参加申し込み:定員40名です。以下をクリックしてから事前にご登録ください。登録は必須です。
●呼び掛け・賛同人:
佐藤年緒(日本科学技術ジャーナリスト会議理事)
生源寺眞一(東大・福島大名誉教授(農業経済学)、講評予定)
上田昌文(NPO法人市民科学研究室・代表)
●問い合せ:佐藤年緒あて、電子メールにて sttoshi@gmail.com
●講師の木之下 明弘さんのプロフィール