11/25(月)18:30- 市民科学講座「黒毛和牛の生産現場から、畜産の未来を考える」

投稿者: | 2024年10月10日

市民科学講座

「黒毛和牛の生産現場から、畜産の未来を考える」

 

国内外に知られる黒毛和牛の生産県、鹿児島県で畜産農家および肉用牛農家後継者を指導している専門家の木之下明弘さんに、良質な和牛肉を生産するうえで実施している最先端の生殖技術や技能者の育成など、生産現場ならではの話を語っていただきます。
食肉生産のなかでも特に消費者に嗜好される黒毛和牛は、海外にも輸出されることもあって、その品質確保のため力が入り、種牛の精子を使った体外受精や借腹牛への移植、出産などさまざま工夫と管理によって可能になっています。講師の木之下さんは、これらの技術の指導のほか、飼育環境の改善やITによる管理技術、若手の畜産就農者への教育などにも熱心に取り組んでいます。
「いのち」をいただく食のなかでも、和牛の飼育、生産の現場での取り組みはふだん都会の消費者には知る機会が少ないだけに、生産者側との対話・交流によって、これからの畜産を考える機会にしたいと思います。

チラシはこちらから

●11月25日(月)18:30-20:30

光塾 common contact 並木町 (東京都渋谷区渋谷3-27-15 光和ビル地下1階)

●講師:木之下明弘さん(鹿児島県立農業大学校 畜産学部長)

●参加費:1000円(学生500円) 当日会場にてお支払いください。

●参加申し込み:定員40名です。以下をクリックしてから事前にご登録ください。登録は必須です。

●呼び掛け・賛同人:
佐藤年緒(日本科学技術ジャーナリスト会議理事)
生源寺眞一(東大・福島大名誉教授(農業経済学)、講評予定)
上田昌文(NPO法人市民科学研究室・代表)

●問い合せ:佐藤年緒あて、電子メールにて sttoshi@gmail.com

●講師の木之下 明弘さんのプロフィール

鹿児島県農業開発総合センター 農業大学校畜産学部 畜産学部長 兼 教授
専門:牛の家畜繁殖分野(主に,受精卵移植,人工授精等)
 平成2年3月:鹿児島大学大学院農学研究科(修士課程)修了
<所属と主な業務>
平成 2年4月:大隅農業改良普及所  畜産担当
平成 4年4月:西之表農業改良普及所  畜産担当
平成 7年4月:農業大学校畜産工学部  酪農担当
平成11年4月:大隅農林事務所  畜産補助事業担当
平成13年3月:農学博士号取得(家畜繁殖分野)
平成14年4月:農業大学校畜産学部  肉用牛担当
平成18年4月:肉用牛改良研究所  種雄牛造成
平成23年4月:農業開発総合センター農業大学校畜産学部 肉用牛担当
平成31年4月:農業開発総合センター普及情報課 畜産担当
令和 3年4月:農業開発総合センター農業大学校畜産学部畜産研究科及び肉用牛科担当
令和 6年4月:農業開発総合センター農業大学校畜産学部長兼教授
<現在の主な業務>
学部(肉用牛・酪農・養豚・研究科)の総括 畜産後継者等の育成

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