11/23(祝、金)市民科学講座「災害のときのラジオ コミュニティのための番組をいかにつくるか」

投稿者: | 2018年10月15日

NPO法人市民科学研究室・市民科学講座Bコース

災害のときのラジオ ~コミュニティのための番組・放送をいかにつくるか~

日時:2018 年11 月23 日(祝、金)14:00~16:30 (開場13:30 )
会場:光塾COMMON CONTACT並木町
参加費:1000円(学生500円)/市民研会員は半額かつ同伴者割引あり/事前予約が必要です(定員40名)

チラシはこちらから
お申込みはこちらから
遠隔参加が可能です。詳しくはこちらから
お問い合わせ:市民科学研究室 tel.03-5834-8328 e-mail: renraku@shiminkagaku.org

▶講師(登壇者)
佐々木健二(株式会社ジェイクランプ)
長﨑励朗(桃山学院大学社会学部准教授)
瀬野豪志(「蘇音」主宰、市民科学研究室理事)
▶協力
金子智太郎(東京藝術大学非常勤講師)

1992年の放送法施行規則の改正によって始まった市町村を単位とする「コミュニティFM」は、災害のときのラジオとしてその役割が認められてきました。1995年の阪神・淡路大震災後、「臨時災害放送局」の制度が始まり、臨時災害放送局がのちにコミュニティFMの開局につながることもあれば、コミュニティFMが災害時に臨時災害放送局に切り替わることもあります。これまで全国各地のコミュニティFMの番組づくりに携わってきた佐々木氏を招き、これまでの「災害のとき」のラジオの役割について、これからの「コミュニティ」の番組づくりについて、客席からの「投稿」を取り上げるラジオ番組の形式でトークします。日本ではなぜ災害時にコミュニティの番組が必要とされるのか、地域のコミュニティのための番組づくりとは具体的にはどういうことなのかを、参加型のラジオ番組の形式を通じて話し合います。

【当日は「ラジオ番組」形式でこの講座をすすめます】
ラジオについてのラジオ番組として、模擬「番組」の形でトークします。
「番組」では、「ハガキ」と「電話」で、客席の聴衆も番組に参加します。
「番組」を通じて、ラジオについての知識や理解を深めるとともに、
ラジオへの関わり方を模擬的に体験することによって、
コミュニティFMや社会活動への参加を実感できるようにすることが狙いです。
「ハガキ」……ハガキのサイズの紙を使い、客席から投稿します。
「電話」……客席からの「ハガキ」について、マイクを通じて、投稿者と「出演者」役の登壇者がトークします。

▶ゲスト講師&協力者 プロフィール

佐々木健二(株式会社ジェイクランプ代表取締役)
1969年生、岩手県出身。2002年、京都~東京~岩手1100キロ、単独徒歩による路上ライブツアーを行い自身のCD1000枚完売。その後、ラジオ制作をするため北海道~沖縄に点在するコミュニティFM約150局を50ccのスーパーカブで訪問、現在のネット局は100局。東日本大震災被災地にある臨時災害放送局への番組提供支援の他、大学生による防災番組なども制作してきた。2017年「子どもにも出来る防災」のweb教材の制作を担当した。

長﨑励朗(メディア論、歴史社会学、生涯教育学、ポピュラー音楽学研究者)
1983年生、大阪府出身。現在、桃山学院大学社会学部准教授。博士(教育学、京都大学)。著書に『「つながり」の戦後文化誌―宝塚、労音、そして万博』2013年河出書房新社、共著『日本の論壇雑誌: 教養メディアの盛衰』竹内洋・佐藤卓己・稲垣恭子編2014年創元社、翻訳『ラジオが夢見た市民社会―アメリカン・デモクラシーの栄光と挫折』2018年岩波書店などがある。

金子智太郎(美学、聴覚文化論研究者)
1976年生。最近の仕事に論文「環境芸術以後の日本美術における音響技術──一九七〇年代前半の美共闘世代を中心に」(『表象』12号、2018年)、「一九七〇年代の日本における生録文化──録音の技法と楽しみ」(『カリスタ』23号、2017年)ほか。共訳にジョナサン・スターン『聞こえくる過去──音響再生産の文化的起源』(中川克志、金子智太郎、谷口文和訳、インスクリプト、2015年)。雑誌『アルテス』でサウンド・スタディーズ/サウンド・アートをめぐる洋書レビュー連載(2011~15年)。日本美術サウンドアーカイヴ共同主催(2017年~)。東京藝術大学等で非常勤講師を務める。

11/23(祝、金)市民科学講座「災害のときのラジオ コミュニティのための番組をいかにつくるか」」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 災害のときのラジオ – npo 蘇音

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