シンポジウム 科学映画のこれまでとこれから
いのちの科学映像が切り拓くもの―アイカムの50年の足跡から考える
2022年11月23日(水・祝)13:00-17:00(12:30開場)
アカデミー文京学習室(文京シビックセンター地下1階北側)
東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅直結、都営地下鉄三田線・大江戸線春日駅直結
●当日会場にて受付けますが、できるだけ事前に申し込みフォームにご記入ください(定員60名)
●資料代:1500円(学生は1000円)
●お問合せ:市民科学研究室 03-5834-8328 renraku@shiminkagaku.org
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【内容】
1.アイカム生命映像の特質と意義 [25分]
上田昌文(NPO法人市民科学研究室・代表理事)
2.アイカムの歩みをふりかえる [30分]
川村智子(株式会社アイカム・代表取締役社長)
3.映画上映 [30分+32分+他に短編2本]
『共生のはじまり』(2011年)
『医真菌学の歴史を訪ねて-太田正雄と真菌研究』(1996年)
4.専門家を交えての議論 [上記2名を加えて、40分]
細野朗(日本大学生物資源科学部教授)
山口英世(帝京大学名誉教授)
松井毅(東京工科大学応用生物学部教授)
武田純一郎(株式会社アイカム・代表取締役会長)
5.会場参加者を交えての質疑応答・議論 [40分]
映像によって「科学」をどう伝えるか―これまでの科学映画の多くがこの意図のもとに制作され、享受されてきたが、CG(コンピュータ・グラフィック)技術があたりまえになった現在、TV科学番組が科学映画をなきものにしてしまったようにもみえる。しかしそれは本当か。実写でしかとらえられない「いのち」の姿を追い続けてきたアイカムは、研究者との協同により「生きている姿」を可視化することで、新たな科学的発見をも生み出し、その映像作品の哲学的な深みや美しさも相まって、世界的評価を受けてきた。今後の生命科学研究において映像の持つ意義・可能性にも目を向けて、アイカムの50年の歩みをふりかえりつつ、科学映画のこれからを考える。
共催:NPO法人市民科学研究室 株式会社アイカム
<参考>
アイカム50周年企画「30の映画作品で探る”いのち”の今」のイベントレポートより
・細野朗さんをお招きした回
第2回 腸内フローラ その共生の姿を探る<2018年6月23日(土)>
・山口英世さんをお招きした回
第8回 病の原因究明 現場から学んだ先人たちの足跡を訪ねて<2019年6月29日(土)>
・松井毅さんをお招きした回
第9回 スーパーバグと常在菌 微生物の巧みからとらえる進化の姿<2019年8月31日(土)>
共催:NPO法人市民科学研究室 株式会社アイカム