十一人劇場スタート!  5/13: 3D分子模型  6/3: 昭和の記録を聞く 6/10: 数学を語る 

投稿者: | 2017年4月30日

市民科学研究室事務所の共有スペースをを使った「十一人劇場」がスタートします。

第1回 5月13日(土)19時から 3Dプリンタ分子模型を体験する!
第2回 6月3日(土) 14時から 蘇音カフェ「昭和の記録を聴く」
vol.1 まだ戦後だったころ(1945-1955)
第3回 6月10日(土)14時から 数学・私ならこう語る

どなたでもご参加いただけます。ただし、コーヒー代(チラシの裏をお読みください)をご負担ください。また定員が11名ですので、参加を希望される方は必ず、市民科学研究室まで予約の連絡を入れてください(電話03-5834-8328、ファクシミリ03-5834-8329でもかまいませんが、このホームページの「お問い合わせ」フォームを使ってメールでご連絡いただくのが一番簡単です)。

チラシはこちらから

◆十一人劇場 第1回◆
5月13日(土)19時から
3Dプリンタ分子模型を体験する!
ecosci.jpの出前講座紹介

出演&進行:本間善夫(ecosci.jp,サイエンスカフェにいがた)

化学教育を中心にした個人サイトecosci.jpではサイエンスアゴラや全国各地の公開イベントで以下のようなテーマで出展しており,出前講座も受け付け
ています。画期的な3Dプリンタ模型(山形大学の川上 勝先生開発)に触れていただけるほか,138億年前の宇宙開闢から果てしない未来に向けての道筋を学ぶことを通して現代の多くの問題をみなで考えようとするビッグヒストリー(BH)についても紹介したいと考えています。
3Dプリンタ模型紹介(出前講座受付):5月13日にはその一部を持参します。
ビッグヒストリー関連:国内外のBH関連取り組みについては桜美林大学BHプロジェクトのリンク集参照。
※何れも分子表示はInternet Explorerでのみ可。

◆十一人劇場 第2回◆
6月3日(土)14時から
蘇音カフェ「昭和の記録を聴く」
vol.1 まだ戦後だったころ(1945-1955)

出演&進行:瀬野豪志(「蘇音」代表)

蘇音プロジェクトとは
「蘇音」は、音響技術史や聴覚文化論 -「サウンド・スタディーズ」- をもとにした、音の歴史研究と制作活動を行うプロジェクトです。「蘇音」の活動は、過去の文化やことばを「再生音」から聴くことができるようにするとともに、現代生活の至るところに浸透している「再生音」について考えることを目的としています。

蘇音カフェとは
「蘇音カフェ」は、コーヒーやお茶を飲みながら、レコード、放送、映画などに残されている「音」や「ことば」を聴いて、気軽におしゃべりをするイベントです。参加するにあたって、準備するものや専門的な知識は必要ありません。これまで聴いたことがなかった時代の面白さや、今は亡き人の声を聴いての印象、音を聴いて思い出した個人的経験などを参加者同士で語り合うことで、自分一人だけではわからない「再生された音」の多様な聴き方を知ることができます。

テーマについて
第一回目の今回は、現在につながる「戦後」の始まりであり、また様々な聴き方が引き出されるであろう「まだ戦後だったころ(1945-1955)」の音を聴きます。今回は「時期」をテーマにしていますが、第二回目以降は「演説」「物売り」「スポーツ」「音響技術を喜ぶ人・拒否する人」「人間ではない声」「音の教育」「交通」「標準語と方言」などのような、歴史や文化のテーマを予定しています。

◆十一人劇場 第3回◆
6月10日(土)14時から
数学・私ならこう語る
進行:杉野実

―2乗してマイナスになるなんて、ありえないだろ。虚数なんてわけのわからないものを、どうして考えるんだ?
―積分の説明で、距離が面積だということに、どうしてなるんだ?
―三平方の定理にはいろいろな証明があるけど、一番わかりやすいのはどれだ?

数学が得意というわけではなく、むしろ苦手だけど、苦手だからこそいろいろな疑問をもつ人、意外に多くいるのではありませんか。この手の疑問をぶつけられて、まじめに、でも相手がわかるように答えるのは、かなり面倒なことではありますが、その反面、答えるために勉強しなおして、意外な事実の再発見に感激させられることがあります。

―マイナスは「まわれ右」、虚数は「右むけ右」のことだと考えれば、回転のあいだに掛け算と割り算を決めることができて、ややこしい幾何の定理も簡単に証明できる!

数学というのは論理であって、ときに意外なもの同士を結びつけることがあるものですが、学校で教わる数学はエッセンスの部分だけですから、「なぜわざわざそんなことを考えるのか」がわからなくなることも、少なくないのですね。

―「ものづくり」に数学がどうかかわるのか、機会があればお話ししたい。
自分は仕事では分数さえも使わないので、「ものづくりの数学」のお話を是非うかがって、「数学がどう役に立つのか」という年来の疑問を解決したい。

以上のふたつは市民科学研究室メーリングリストでみた意見ですが、「ものづくり」の話をしたいとおっしゃった方が別のもよおしで、「電卓でできる地球温暖化シミュレーション」のお話をなさったことに、ふれてもいいかもしれません。

―円形の穴を平行光線(日光など)が通ったら、楕円にはなるが放物線にはならないことを、論理的に説明できるか?

これもメーリングリストでの話題ですが、なんとなく当然と思っていたことの根拠をあらためて考えるのはむずかしく、しかしおもしろいことでもあります。

「議論の作法」みたいな議論も、話題にのぼったりしました。かならずしも「学校で教わる数学」だけにとらわれることなく、広く「ものごとを論理的に考えること」について気軽に語りあってみませんか。

十一人劇場スタート!  5/13: 3D分子模型  6/3: 昭和の記録を聞く 6/10: 数学を語る 」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: npo 蘇音

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