IAEA 事務局長報告書に関する 質問(市民研)と回答(IAEA)ならびに各回答に対するコメント

投稿者: | 2016年8月9日


東電福島第一原子力発電所事故に関するIAEA 事務局長報告書に関する
質問(市民研)と回答(IAEA)ならびに各回答に対するコメント(市民研)
質問、回答の翻訳(太字)ならびにコメント(赤字)は市民研・低線量被曝研究会による

【質問書前文】
私たちは日本のNPOで科学と社会に関する多くの問題に取り組んでいる市民科学研究室のメンバーです。2011年3月の福島第一原発事故によって起こった放射線と健康影響に関心を持っています。IAEAは昨年8月に、福島第一原発事故に関する事務局長報告書を5つの技術文書とともに出しました。私たちは事務局長報告書における内容、特に放射線の影響について次の16の質問をしたいと考えます。

IAEAに対する16の質問(リンク先の記事を参照)

◆凡例◆
・市民研からIAEAに対して提出した「質問1」から「質問16」は囲みで示した。
・IAEAからの回答(原文英語)は、原文ならびにその翻訳を別ファイルで掲示し、ここでのその訳文のみを太字で記した。
・『事務局長報告書』からの引用部分は青字で記した。
・市民研からのコメントは赤字で記した。

【IAEA 回答書前文】
以下の回答は次の了解のもとでなされています:
この回答で示された情報は、必ずしもIAEA 加盟国、あるいはこの報告書の技術的な部分を担ったワーキンググループの専門家を任命した組織の見解を反映したものではありません。情報の正確性を期すために細心の注意が払われてはいますが、IAEA もその加盟国も、その情報を用いることから生じ得る結果についての責任を引き受けるものではなく、またこの文書に関連して何らかの保証を与えるわけでもありません。これらの回答は、法的であれ他の形であれ、任意の個人または団体の一部に対する作為/不作為について、責任問題に言及することを意図したものではありません。

【市民研コメント】
2016 年2月22 日付で出した公開質問状に対し、6 月22 日付で回答をもらった。少し時間はかかったが、回答してくれたことには感謝したい。
しかし、回答内容は納得できるものではない。単に語句の説明などで終わってしまっているものもあり、質問への回答になっていないものが多い。責任の所在を曖昧にした前文ともに、原子力利用を推進する国際機関としてのIAEAの官僚的な性格を現している。甚大な被害をもたらし続けている事故とその影響を評価する報告書だけに、真摯な対応を求めたい。

【以下、PDFファイルにてお読みください】

IAEAからの回答(英文)

IAEAからの回答(日本語訳)

質問(市民研)と回答(IAEA)ならびに各回答に対するコメント(市民研)

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