メディア掲載のお知らせ(共生研センター、科学技術社会論学会)

投稿者: | 2020年5月19日

●立教大学共生社会研究センターから市民研代表の上田がメール・インタビューを受けました。

シリーズの第6回として掲載されています。
共生研センター メール・インタビュー(6)NPO法人市民科学研究室 代表理事・上田昌文さん

●科学技術社会論学会の学会誌に市民研代表の上田の次の論文が掲載されています。

論文「福島原発事故後の市民による放射線計測活動の意義」
科学技術社会論研究 第18号「市民参加を超えて」科学技術社会論学会(編) 2020年4月30日
【要旨】
本稿では、福島原発事故に立ち上がった市民による放射線計測活動を広く見渡し、それらの特徴を分析するための4つの指標、すなわち、(1)放射線計測活動の実施主体、(2)その計測対象となる被曝の型、(3)その計測対象となる核種、(4)市民計測活動の取り組み事項、を提示した。また市民計測活動をその様々な取り組み内容を整理して8つの類型に分け、それぞれについて先の指標を用いて、放射線防護の上でどういう意義を持つものであるかを述べた。従来行政側が一元的に担うものとみなされてきた原子力防災や放射線防護のあり方の限界を知り、その打開策を採る上で、市民計測活動は大きな示唆を投げかける、歴史的な意義を持つ活動と考えることができる。

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