特別支援のご寄付のお願い

投稿者: | 2019年12月28日

NPO法人市民科学研究室(市民研)は2022年に創設30周年を迎えます。また、2025年には法人化20周年を迎えます。

多くの方々にご支援をいただきながら、NPOとしては日本で初のものも含めてそれなりに大きな額の研究助成をほぼ毎年獲得できたこともあって、順調に様々な活動を手がけてくることができました。その業績が評価されて、2017年度には「科学技術社会論・柿内賢信記念賞 特別賞」を授与されたこともあります。

法人化を契機に事務所をかまえ、代表理事が専従スタッフとして活動することになりました。それから約20年。市民研は、市民科学の観点に立った調査研究をすすめるためのノウハウ、人的・組織的ネットワーク、好適な立地に恵まれた事務所や豊富な資料など、活動の基盤が整いつつある一方、会員数が伸び悩み、比較的若い世代の人たちに活動の輪に加わってもらうことにも成功してきたとは言えず、現在、財政的には極めて厳しい状況におかれています。

改めて言うまでもなく、科学技術が生活のあらゆる面の隅々にまで浸透し、そのことと絡んで複雑で予測の難しい事態が次々に出現する状況がある以上、「市民科学」の取り組みの必要性はますます高まりこそすれ、減じることはありません。市民研はある意味、その活動全体をとおして、そうした状況のどこにどう光を当ていかに切り込んでいったらよいのか、つまり、現代の社会において「市民科学」をいかに展開できるかに探りを入れてきたのだと思います。

非営利のこうした活動をなんとか継続し、次世代への継承をみすえてさらに飛躍させるために、私たち市民研は、これまで以上に知恵と工夫を凝らして努力する所存です。

ぜひ皆様のお力で、この日本に「市民科学」をさらに深く根付かせ、広く行き渡らせようとする私たちの活動をお支えください。

2019年の年末、2020年の年頭にあたりまして、心よりお願いする次第です。

寄付の方法

郵便振替用紙(振込取扱票)を利用する場合
1口1000円からご寄付いただけます。下記の加入者名と振替口座番号、お名前・ご住所・Eメールアドレス、そして通信欄に「寄付」の旨をご記入の上、郵便局・ゆうちょ銀行窓口またはATMにて寄付金をお支払いください。

加入者名市民科学
振替口座番号00160-4-608503

オンライン送金を利用する場合
市民科学研究室のウェブサイトでは、クレジットカードでのお支払いによる寄付も募集しています。海外でも大変よく利用されているPayPalでの決済になります。これを用いますと、ご寄付くださる方への振込手数料がかかりません。こちらの寄付サイトにアクセスしてみてください。

特典について
2口(2000円)以上ご寄付くださった方には市民研の名が入った、タッチペンにもなる特製ペンを差し上げます。
5口(5000円)以上ご寄付くださった方にはさらに、代表理事(上田)が2017年以降の講演で使用した発表スライド20種類(テーマ)のファイルを収めたCDをお送りします。

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