10/10(木)10/11(金)市民研合宿・信州ツアー「本の文化を探る」

投稿者: | 2024年9月11日

市民研図書館PJ主催

市民研合宿・信州ツアー「本の文化を探る」

雄大な景色が広がる八ヶ岳山麓の富士見町から、諏訪湖を抜けて、要衝のまち塩尻へ。
この地域の資源を活かした「仕事・暮らし」と「本の文化」の新しい関わりを探る旅です。
現在、スタッフ4名の参加が決まっていて、あと6名の参加者を募集します。

●日程 2024年10月10日(木)、11日(金)(余裕のある方はもう1泊も可能です)

●料金 それぞれが実費を負担するだけです。
交通費・宿泊費の支払いは全員で等分します。(鉄道交通費は新宿駅-富士見駅で計算します)
全工程での実費(含交通宿泊費)は1人あたりおよそ2万円に収まると思います。

●定員 10名(現地では2台の車を使って移動します)

●参加申込はこちらから(定員になり次第締め切ります)

●集合 車で一緒に行く  午前9時45分 市民科学研究室事務所(東京都文京区湯島)
鉄道で現地に行く 午後13時 JR東日本中央本線 富士見駅 改札前(出口は1つです)

●宿泊場所 富士見 森のオフィス(長野県諏訪郡富士見町富士見3785-3)
(貸し切りの予約を入れています)

●行程

<1日目>  2024年10月10日(木)

10:00 市民研事務所前 車で出発
中央自動車道 諏訪南IC ―  富士見駅前(南側) (2時間30分 + 休憩)
13:00 JR東日本中央本線 富士見駅  鉄道で来た人と待ち合わせ
▶新宿発10時「あずさ13号」甲府か小淵沢で乗換 普通列車「松本行き」12:45着
▶名古屋発10時「しなの7号」塩尻で乗換11:59発普通列車「甲府行き」12:58着
富士見駅前の「KIZASHI station」(※1)で昼食 (無料駐車場あり、車はこちらへ)
13:40 2台の車で「富士見 森のオフィス」(長野県諏訪郡富士見町富士見3785-3)へ
14:00 増村江利子さん(※2)訪問・話し合い @富士見 森のオフィス
16:00以降 森のオフィスを拠点に富士見町・原村で<夕食>の食材を探す(※3)
森のオフィスで 簡単な調理 <夕食> 夜の歓談会、蓼科の星空夜景

<2日目>2024年10月11日(金)

9:00 森のオフィスを出発 甲州街道で富士見町から茅野へ20分
(駅の茅野市営青空駐車場、茅野市営地下駐車場へ)
10:00-10:40 茅野駅で「まちライブラリー@My Book Station茅野駅」(※4) を見学
11:00-11:40 信州風樹文庫(※5)(諏訪市中洲3289-1)を訪問
12:00 上諏訪駅へ (駅の市営駐車場、甲州街道沿い)
甲州街道沿い「諏訪五蔵」(※6) 巡り
昼食
13:00 上諏訪駅 出発 (甲州街道、40分)諏訪湖周辺経由
14:00 塩尻市立図書館(※7)訪問
(長野県塩尻市大門一番町12-2)ウィングロード立体駐車場
16:00 塩尻駅で解散 車での帰路:塩尻IC―中央自動車道―湯島(3時間)
19:30 湯島着

余裕のある方は、もう一泊。以下を巡ることを予定しています。

<3日目>2024年10月12日(土)

富士見パノラマリゾート(土曜日早朝5:30のゴンドラ運行あり、運が良ければ雲海の上に)
「あゆみ食堂」 諏訪五蔵近く
古田晁記念館(塩尻市) 筑摩書房創立者の生家の土蔵、遺品
※土日祝のみ開館 11日(金)は閉館、12日(土)は開館
塩尻短歌館 明治元年の民家、アララギ派歌人島木赤彦の寓居
信州塩尻ぶどうまつり2024(ぶどう園、ぶどう狩り)
塩尻市のワイナリーマップ
塩尻のワイナリーから南下すると、奈良井宿

※1 「KIZASHI station」
地元の人による、地元の食材を活かしたカフェ。諏訪の銘酒「真澄」(宮坂醸造の富士見蔵)の仕込み水を凍らせた「真澄純氷」に、地元産の果物や「真澄」富士見蔵「糀あまざけ」のシロップをあわせた「かき氷」あり。昭和40年代初めまで飲食用、工業用、医療用の「天然氷」の名産地だった富士見町の「氷」の歴史、八ヶ岳と南アルプスからの「水」に注目。

※2 増村江利子さん
ウェブマガジン「greenz.jp編集長 note 増村江利子 森に還す
増村江利子さんは、WEBマガジン「greenz.jp」編集長で、2017年に東京から富士見町に移住し、9坪程度の小屋で「家電を使わない暮らし」を実践している「ミニマリスト」。いろんな仕事をされていて、主なテーマは、暮らし、環境、地域行政。「SMOUT移住研究所」編集⻑、「ながの人事室」編集長、ビジネスドキュメンタリーマガジン「Community Based Economy Journal」副編集長。地域探訪誌「涌出」編集長。竹でつくったトイレットペーパーの定期便「BambooRoll」を扱う、おかえり株式会社の共同創業者。合同会社森に還すで、放置竹林から「竹ペレット 猫トイレ」を商品化。

※3たてしな自由農園 原村店
地元農産物の直売店 併設のカフェレストラン808 Kitchen & Table(17:30まで)
(長野県諏訪郡原村上里18101-1)

※4 まちライブラリー@My Book Station茅野駅(10時開室)
茅野駅の「コワーキングスペース・ワークラボ八ヶ岳」の隣にあり、「本に囲まれた市民広場」として、仕事にも歓談にも無料で利用できる。会員になれば、本を借りるだけでなく、ライブラリースペースでの小規模なイベントの開催が可能。自分の本棚を持つ「本棚オーナー(有料)」も募集している。「まちライブラリー」のモデルケースとして視察します。
参考:磯井純充『「まちライブラリー」の研究 「個」が主役になれる社会的資本づくり』みすず書房、2024年

※5 信州風樹文庫
岩波書店の書籍を収集、岩波茂雄記念室
茅野駅から車で10分ほどの諏訪市中洲は岩波茂雄の出身地。みすず書房創業者の小尾俊人も茅野市出身で、彼が出版社へ就職したのは岩波茂雄との関係がある。岩波書店、みすず書房、筑摩書房の3社の創業者の出身地はとても近い。岩波茂雄没後の昭和22年5月、岩波書店は、中洲村の青年たちが良書に接し勉強したいという熱意に応えて、全出版物の寄贈を約束した。出版人の「文庫」も、この地域の「本の文化」による小さな図書館として注目したい。

※6 諏訪五蔵
「舞姫」「麗人」「本金」「横笛」「真澄」の5つの酒蔵めぐり。試飲またはワンカップ持ち帰り(五蔵で3000円)ができる。宮坂醸造「真澄」の酒蔵には、「協会七号」酵母の歴史がある。「1946年、大蔵省醸造試験場の山田正一博士が真澄の酒蔵から新種の酵母を発見。『協会七号』と名づけられたこの優良酵母はたちまち全国の酒蔵へと拡がり、『近代日本酒の礎』と称される」とある。

※7 塩尻市立図書館
市民交流センター(えんぱーく)の中にある塩尻市立図書館は、「子育て支援・青少年交流」「シニア活動支援」「ビジネス支援」「市民活動支援」と図書館が連携する複合的な施設になっており、様々なゲストを招いての講座「本の寺子屋」などの試みで知られています。塩尻のワインや筑摩書房についての資料も収集されています。現在、改修工事のため、館内には入れませんが、職員の方に現状と今後の新しい図書館についてお話を伺います。
参考:第2次塩尻市立図書館サービス計画(2024年度から2032年度まで)

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