市民科学研究室の「熱とくらし」研究会の主催で、昨年に引き続き2回目の体験会&相談会トを実施します。
大都会の夏の暑さを放射温度で実感する「測定体験会」と、ご自宅とその周辺での熱環境の改善を考える「暑さ対策相談会」をセットにしています。
公開学習会「放射温度計測定体験&暑さ対策相談」
・日時:8月10日(月)13~16時 小雨決行
・集合:13時00分に市民科学研究室事務所
・申込み期限:8月8日(金)正午
・申込み先:以下からお願いします
・持物:帽子か日傘、飲み物(放射温度計などはこちらで用意します)
・参加費:無料
・主催:市民科学研究室「熱とくらし」研究会
※放射温度計での計測について
コロナ感染によってすっかりおなじみになった放射(赤外線)温度計ですが、路面や壁、植物の表面温度も測れます。炎天下のアスファルトの表面温度は60℃にもなり、ときには70℃にもなります。車の車体も、エンジンの熱と太陽光で、同じくらいになります。それから「天空温度」という宇宙の絶対零度がすけて見える温度を測ることもできます。夏空だと15℃くらいです。参加者には、くわしく説明します。同じとなりあった路面でも、白線の引いてあるところは3度くらい温度が低く、色や材質、日当たりによって温度が違います。そのほか、いろいろな発見があります。
●使用する測定器
赤外線放射温度計 TN 1
ハンディ気象観測計Kestrel5500
風速、風向、気温、湿度、熱指数、気圧 を同時に測定
●市民研事務所周辺を歩きながら数カ所で測定し、再び市民研事務所に戻り、測定値の解釈や暑さ対策について一緒に考えます
●参考資料:連載「熱とくらし」1~6