4/28(月)19:00- 「日本における生体外生殖細胞研究の進展 ―人造卵子・人造精子の時代が来るのか」

投稿者: | 2025年3月3日

市民研・生命操作研究会 公開学習会

日本における生体外生殖細胞研究の進展―人造卵子・人造精子の時代が来るのか

2025年4月28日(月)19時~21時
・オンラインにて(参加者には当日正午にURLを送ります)
・定員20名まで(定員になり次第締め切ります)
・申し込み:以下をクリックしてフォームにご記入ください

・話題提供:澁谷徹(市民研・生命操作研究会、環境エピジェネティクス研究所)
・進行:上田昌文(市民研・生命操作研究会)

iPS 細胞は、分化しきった細胞に4つの遺伝子を導入して、どんな細胞にでも任意に分化できるようにした多能性細胞ですが、この細胞を用いて、現在、さまざまな臓器などを再生する研究が大いに進展しています。それは、肝臓や肺などの体細胞は言うにおよばず、次世代を担う生殖細胞(卵子と精子)の研究にまで波及しています。
特に、斎藤通紀教授(京大・医・生体構造学)および林克彦教授(大阪大・医・ゲノム生物学)らは世界的にも最先端の業績をあげています。その成果からは、体外でのヒト卵子や精子の作成はほとんど完成していて、一人のヒトから受精卵を得ることも、技術的には不可能ではない、と言えそうな状況が生まれていることがわかります。
そこで、生命倫理にも大きな問題を投げかけている、生体外生殖細胞研究について話題提供し、参加者の皆さんと一緒に議論する場を設けました。奮ってご参加ください。

<参考>
林克彦 教授
大阪大学医学部ゲノム生物学研究室ホームページ
「生殖細胞系列を知る・作る」
斎藤通紀 教授
京都大学医学部生体構造学研究室ホームページ
iPS細胞から“卵子のもと”大量作製する方法開発 京都大

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