緊急報告 携帯電話を10年以上使用すると聴神経腫のリスク増

投稿者: | 2004年4月20日

緊急報告 携帯電話を10年以上使用すると聴神経腫のリスク増
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 「携帯電話を長期間使用すると腫瘍のリスクが高まる」と10月13日スウェーデンのカロリンスカ研究所が発表した。欧米各国でこのニュースが駆け巡っている。
 マイクロウエーブニュース誌(2004年10月)によると、「結局、携帯電話はがんのリスクがあるのだ。研究所の疫学者らは携帯電話が聴神経腫瘍、聴神経の良性がんの発症を増加させることを発見した。その神経は、携帯電話を普通に使用することで生じる電磁波を被曝したものだ。」と紹介している。
 環境医学の研究所であるカロリンスカ研究所のアンダーズ・アールボム教授(同研究所副所長)とマリア・フェイチング博士の指導するチームによると、携帯電話の10年以上の使用者は、聴神経腫瘍の発症のリスクが2倍近くになっている。携帯電話をいつも頭の同じ側で使ってきた聴神経腫の患者らを調べると、リスクは対照群との比較ではおよそ4倍増であった(統計的に有意)。アールボム教授は「これらは強力なデータだ。いかに強力かは発表後に合意がされていく中で定まっていくだろう」と語った。
  『エピデミオロジー(疫学)』11月号に発表されたこの新しい研究は、フランスのリヨンにある国際がん研究機関(IARC)による13カ国連携の研究であるINTERPHONE STUDY(携帯電話の利用の有無、利用量と脳腫瘍、特に髄膜腫、神経膠腫、聴神経腫瘍との関連を調査する国際共同疫学調査)の一部分である。
 この発表は米国ではNBCテレビ(15日)、英国ではBBC(14日)で報じられている。「デイリー・テレグラフ」(14日)や米国の業界団体であるCTIA(セルラー通信工業会)ほかの専門誌などでも取り上げているのだが、日本ではいまだ月刊誌「THEMIS」12月号に紹介されたのみである(11月末現在)。

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