ワークショップ「こどものケータイ、どうしてる?」①

投稿者: | 2013年7月16日

イベント報告①:「市民研×issho-ippo おしゃべりLivingさいえんす~こどものケータイ、どうしてる?」
阿部佐紀子(issho-ippo)
去る6月30日、「市民研×issho-ippo おしゃべりLivingさいえんす~こどものケータイ、どうしてる?」を開催しました。
講師は、 NPO法人市民科学研究室 代表理事の上田昌文さん。
3.11後から 放射能親子ワークショップなどでお世話になっているのですが、今回は「子どもとケータイ」というテーマで、いろいろなお話(びっくりするような話も)を聞かせていただき、親としてケータイについて思うことなどをあれこれおしゃべりしました。
まずは、子どもとケータイについて、思いつくままに付箋に書き出す作業。
子を持つ親にとって、ケータイについての心配事は結構あるもので…でるわでるわ。
・依存症になるのでは?
・SNSなどでのコミュニケーションのトラブルが心配
・ネット犯罪にまきこまれるのでは?
・持っていないと仲間外れにされる
・時間や感覚が支配されてしまうのが気がかり
・電磁波の影響は?
・料金が高すぎる
・居場所がわかったり、防犯上は有効、安心感がある   などなど。
たしかに、今のケータイはGPS機能があったりして、防犯面の効果を期待する親は多いかもしれません。
うちには、6年生の息子を2年生の娘がいます。息子は1人で塾へ行ったりするのですが、ケータイを持たせるほどではないかな。が、娘が大きくなったら…うーん、防犯上のことは考えるかもしれないなあ。
しかし、女の子はメールとかのやりとりとかすごいことになりそうな気もするし、そうなると、友達関係とかにも影響してくるかもしれないし…。
息子なんぞは、ケータイではないですが、すでにタブレットでYoutubeのゲーム実況プレイ動画なんかをだらだら見たりするので、そういう方面での危機感もあり・・・。
とにかく、すっかり生活必需品のケータイですが、子どもの間でも、ここ数年ですごい勢いで普及し、高校生になるともはや普及率は98%を越え「ほぼ全員」。
この状況は、どうやら世界共通のようです。どこも似たようなものなんですな。
ところが、小さな子供に対する規制や対応をみると、実は国によってかなりの違いがあるのです。
例えばフランスは、6才以下の子供に対する携帯の配布や販売、および14才以下の子供に向けた携帯のCMは法律で禁止されています。
その理由は「電磁波」。
フランスほど厳しい規制はなくても、携帯の電磁波が健康に影響を及ぼすおそれがある事や、使用時の注意事項を周知するリーフレットなどを配っている国が多いということです。
注意喚起が必要なのは大人も子供も変わりません。
イタリアでは、仕事で携帯電話を長時間使ったせいで脳腫瘍になったと訴えた人が、最高裁でその因果関係が認められて労災の認定を受けた例も出てきています。
かたや日本では、子供が一緒に加入すれば家族みんなの通話料が安くなる♪
なんていうCMがフツーに流れている…。
国際的にみると、日本は規制の基準がもっともゆるい国の一つだそうです。その違いにはちょっとビックリしてしまいました。
携帯電話の場合は、通話の着信の時に強い電磁波が出ることがわかっています。
耳に当てて使うことで脳への影響が懸念されており、子どもの脳は大人の脳に比べその影響を受けやすいと言われています。
その一方で、機器の特徴をきちんと知って、体からなるべく離すなど使い方を工夫すれば、曝露量はずっと少なくできるということも事実です。
日頃からこれだけの電機製品に囲まれていれば、電磁波を避ける事は難しい…。
でも、機器や使用方法による曝露の違いなどの知識があれば、うまい付き合い方が考えられるというもの。やはり知ることは大切だと思いました。
さて、今回はサイエンスカフェということで、会場もいつもの研修室系ではなく、すこしおしゃれな空間で、そして、無農薬のお野菜を使った惣菜が自慢のMOMOEさんのランチをケータリングしました。
目にもきれいで、体にもやさしい、ほんとにおいしいごはんでした。ごちそうさまでした。
ケータイの実態や電磁波の話にびっくりしたり、参加者のみなさんのエピソードに感心したり笑ったり。たくさん話して、おいしく食べて、有意義なひと時でした。
参加者のみなさま、上田先生、どうもありがとうございました。

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