11/28(月)19時より 第10回「科学時事・科学論文を読む」

投稿者: | 2022年5月14日

2022年2月から、「科学時事・科学論文を読む」というシリーズを開始します。

これは、市民科学研究室の代表の上田昌文を(あるいは「この科学記事この科学論文この科学書(新刊)を紹介したい」という方を)話題提供者にして、最新のニュースや論文や書籍について論じ合う、というものです。

書籍も時々取り上げるつもりですが、原則として、
「市民研サーチライト」で取り上げている記事論文のいくつか
●『日経サイエンス』の最近の号の「特集」や論文(随時)
を取り上げることになります。
前者は「市民研サーチライト」で紹介しているリンクをたどってそのサイトの文章を、そして後者は図書館などで当該の号の『日経サイエンス』の特集を読んでおくことが前提になります。

何を取り上げるかは、必ず半月から1ヶ月くらい前に予告するようにします。

第1回から第3回で扱ったものに、
『The Science of Citizen Science』
という興味深い本(全文PDFで公開されています)があるのですが、これについては、第4回の議論で、別途研究会を設けるなりして別途扱っていくことになりました。

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第10回 11月28日(月)19:00-20:30

「市民研サーチライト」に掲げた20221101から20221127までの記事論文のうち、参加者各自がそれそれに取り上げてみたいと思う1本を選び、それを持ち寄る形で、皆で論じます。

★よろしければ、事前に、このページの下部にある、「コメントを残す」の欄に自分が選んだ記事論文へのご意見や参考情報などを書いて送信していただけるとありがたいです。

ふるってご参加ください。

●オンラインでの実施で、参加のためのzoomのURLは実施日当日の正午に参加申し込みをした方にお送りします。非会員の方は当日正午までに参加費の入金がきちらで確認されない場合は、申込みをなさっていても、URLをお送りできませんのでご了解ください。

●参加費:市民科学研究室会員の方は無料です。非会員の方は1回につき500円を事前に以下のカートからお支払いください。

●お申し込み:以下からお申し込みください。


「科学時事・科学論文を読む」参加費


これまでに行った「科学時事・科学論文を読む」

●第7回 8月29日(月)19:00-20:30
取り上げたのは、「市民研サーチライト」に掲げた
20220825 科学論文、トップ10陥落…大丈夫か、日本の研究開発力
20220807 あなたはなぜ「参戦」するのか?ウクライナ侵攻でサイバー攻撃に手を染める市民たち
20220731 NHKスペシャルまとめ記事 海の異変 しのびよる酸性化の脅威
20220726 投獄されたイラン人学者に支援の声を

●第6回目 7月11日(月)19:00-20:30
取り上げたのは、「市民研サーチライト」に掲げた
20220709  「がん死亡数が増え続けているのは先進国では日本だけ」は誤り
20220708   ゾウに「法的な人格」を認めず、米国の裁判所が判決
20220703    国会図書館『調査資料』脱炭素社会の技術と諸課題(令和3年度 科学技術に関する調査プロジェクト)
『日経サイエンス』2022年8月号のなかの「貝の毒化を監視せよ アラスカの海辺に温暖化の脅威」

●第5回目 6月27日(月)19:00-20:30
取り上げたのは、「市民研サーチライト」に掲げた
20220624 小さな無人島「ハンス」で50年続いた、奇妙な領土紛争が終結
20220622 勝川俊雄「日本漁業再生のために」
20220523 成長の限界を巡る50年の論争に終止符を
『日経サイエンス』2022年7月号のなかの論文「アグロエコロジー 地域の知恵で目指す貧困からの脱出」

●第4回目 5月23日(月) 19:00-20:30
取り上げたのは、「市民研サーチライト」に掲げた
20220521 海上奴隷/シーフード産業の「闇」に迫った映画
20220520 バイオ燃料用に需要急増、トウモロコシの新規耕作が温室効果ガスの排出を増やしている:研究結果
20220508 Individual Dose Response and Radiation Origin of Childhood and Adolescent Thyroid Cancer in Fukushima, Japan
(福島県における小児・思春期甲状腺がんの個人線量依存性と放射線被ばく起因性)
20220516 “10兆円”大学ファンドは日本の「大学変革」につながるか? 困難さも伴う、その行く末
です。「The Science of Citizen Science」は、別途に新たな研究会のような活動を立ち上げて、そのなかで扱っていく方向が示されました。

●第3回目 4月25日(月)19:00-20:30
取り上げたのは、「市民研サーチライト」に掲げた
20220403 「奇跡の液体」と呼ぶ人も、熱帯のハチが作る薬効の高い蜂蜜
などですが、今後のこの「科学時事・科学論文を読む」の進め方について改めて議論し、意見をまとめました。
それに加えて上記の『The Science of Citizen Science』4章を紹介しました。

●第2回目 3月28日(月)19:00-20:30
取り上げたのは、「市民研サーチライト」に掲げた次の記事論文
20220304 畑にヒグマが出て困るぅ。だったら作物を変えてみたら? 北海道 上川町の畑で対策を見てきました。
20220318 海の生物に共通する基本法則「シェルドン・スペクトラム」はいまや破綻している
20220324 米粉は小麦粉の代用となるか?食卓を通し世界と日本の環境問題を再確認しよう
20220329 栄養価の高い「スーパーフード」ブームの裏にある環境問題とは? アボカド、アーモンドの生産を取り巻く現状
の4つです。それに加えて上記の『The Science of Citizen Science』3章を紹介しました。

●第1回目 2月28日(月)19:00-20:30
取り上げたのは、「市民研サーチライト」に掲げた
・20220223 北京五輪の中国「ゼロコロナ政策」終わりの始まり
・20220221 建築と都市の危うい基層 ものづくり人はどこへ行ったのか
・202202197 私たちを支配する「手数料」
の3つです。
それに加えて上記の『The Science of Citizen Science』1章と2章を紹介しました。

11/28(月)19時より 第10回「科学時事・科学論文を読む」」への5件のフィードバック

  1. 瀬川嘉之

    20220508
    Individual Dose Response and Radiation Origin of Childhood and Adolescent Thyroid Cancer in Fukushima, Japan
    (福島県における小児・思春期甲状腺がんの個人線量依存性と放射線被ばく起因性)
    「個人線量」とはどういう意味かが気になりました。事故発生4ヶ月の個人外部被ばくの線量評価データを使っているからなんでしょう。国連科学委員会による市町村ごとの平均甲状腺線量との相関を確かめてはいます。
    被ばくがない場合と比べて異常な多発で、地域差も見られるのですから「放射線被ばく起因性」は明らかです。国や福島県や国際機関が「被ばく起因性」を否定しているので大問題になっています。

    返信
  2. 伊沢尚子

    20220622
    勝川俊雄「日本漁業再生のために」
    排他的経済水域を設定してから41年後の2018年に、ようやく漁業法が改正された。
    長期的に見れば、漁獲規制をした方が、漁獲量が増えるが、短期的に見れば獲れる魚を獲らずに我慢することが要求される。

    PowerPoint プレゼンテーション (maff.go.jp) 水産庁 水産政策の改革について
    漁業法の改正ポイント
    漁獲可能量(TAC)による管理
    個別の漁獲割当て(IQ)による管理が基本
    漁獲実績等を勘案して、船舶等ごと に漁獲割当てを設定。

    クロマグロの資源管理強化 漁獲報告、電子化へ―水産庁:時事ドットコム (jiji.com)
    昨年11月に大間産の大型魚で不正行為が発覚。昨年度の漁獲量のうち、少なくとも14トンが未報告のまま県外へ出荷されていた。
    これを受け、全国各地の漁獲量をほぼリアルタイムで把握できるようにし、信頼性に疑問符が付いた日本の資源管理を厳格化する。

    返信
  3. 伊沢尚子

    20220521
    海上奴隷/シーフード産業の闇に迫った映画
    『ゴースト・フリート』
    https://unitedpeople.jp/ghost/
    東南アジアで「海の奴隷」として働かされている人々の救出活動を行うタイ人女性(パティマ・タンプチャヤクル)を追い、シーフード産業の闇に迫ったドキュメンタリー。
    人身売買業者はタイやミャンマー、ラオス、カンボジアといった貧困国から集めた男性たちを騙して拉致。
    日本でもツナ缶やエビ、キャットフードなど多くの水産物をタイから輸入している。

    IUU漁業  違法・無報告・無規制
    https://times.seafoodlegacy.com/archives/6856
    日本でも2015年に輸入された水産物のうち24-36%、1,800-2,700億円相当がIUU漁業に由来すると言われている。

    https://times.seafoodlegacy.com/archives/6717
    IUU漁業指数、日本は152ヶ国中ワースト19位

    https://www.wwf.or.jp/activities/basicinfo/282.html
    日本市場にIUU漁業由来の水産物が流入しているリスクは中~高程度であり、中でもウナギ類、ヒラメ・カレイ類、サケ・マス類で、そのリスクが高いことが判明。

    漁獲証明制度
    https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/huffingtonpost/nation/huffingtonpost-628ec3d8e4b0933e736edb9f
    水産物に「いつ、どこで、だれが、なにを、どのように」漁獲されたかの証明を求めるもので、IUU漁業由来の魚の流通を食い止めるために有効。
    (しかし日本では)2022年12月に導入される予定の漁獲証明制度は、対象となる魚種が国内水産物3種、輸入規制対象4種のみ(?★2018年改正魚業法とのすりあわせができませんでした)

    返信
  4. 伊沢尚子

    20220708
    ゾウに「法的な人格」を認めず、米国の裁判所が判決

    https://www.huffingtonpost.jp/entry/pablo-escobars-hippos_jp_61727606e4b066de4f60d1a3
    「カバは法的に人間」アメリカ初、動物の法的権利を認める司法判断が示される

    https://wired.jp/2014/12/24/orangutan-personhood/
    アルゼンチンの裁判所、オランウータンに「人権」を認める
    しかし、ニューヨーク州の最高裁判所では「チンパンジーの、人権とまではいかなくても、少なくともいくつかの基本的な権利を認めるべき」という訴えは敗訴となった。

    https://www.litera-arts.com/kotolabo/work/9186#:~:text=1989%E5%B9%B4%E3%81%AB%E3%83%91%E3%83%AA%E3%81%AE,%E7%B9%81%E6%AE%96%E3%81%99%E3%82%8B%E6%A8%A9%E5%88%A9%E3%82%92%E3%82%82%E3%81%A4%E3%80%82&text=%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%8C%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%80%81%E5%8B%95%E7%89%A9%E3%82%82%E4%BA%BA%E9%96%93%E3%81%A8,%E6%A8%A9%E5%88%A9%E3%81%AE%E4%BE%B5%E5%AE%B3%E3%81%AB%E5%80%A4%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%82
    日本の高校生の主張「日本のすべての動物園を廃止すべき」

    返信
  5. 伊沢尚子

    20221016
    遺伝子組み換え推進派vs反対派、対話の余地はあるのか
    について考えたいです。
    あと、時間があれば、グレタさんの
    「すでに稼働しているのであれば(原発を)停止して石炭に変えるのは間違いだと思う」という発言について、みなさんの御意見を伺いたいです。
    よろしくお願いします。

    返信

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