福島県外向けの「放射能リテラシーワークショップ」企画が始まりました

投稿者: | 2017年5月22日

市民科学研究室はこの4月から、「一食(いちじき)福島復興・被災者支援事業」の助成を受けて、福島県外で行う、(最終的に公教育での実施を目指した)放射能リテラシーワークショプを開発していて、その試験的な実施を開始しました。

これは、昨年までセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンと共同ですすめてきた福島県内での「放射能リテラシーワークショップ」の県外拡張版を目指しています。

5月21日(日)、この事業の協力団体である「子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク」と一緒に、最初のお披露目の機会を設けました。午前の2時間を12人の子どもたちとワークショップを行い、午後の2時間はワークショップを見学した大人から10名ほどが参加して「ふりかえり」の議論を交わしました。

ワークショップの報告が「全国ネット」のブログに掲載されましたので、それをご紹介します。
第1回目ワークショップの報告

ワークショップの中身はこれからも、子どもたちの声(アンケートなど)も反映させながら、じっくり練り上げていきます。今年の秋にどこかの中学校で実施できるようにすることを目指していいますが、それまでに、いろいろな地域でいろいろなグループで試させてもらうことが肝心です。学校関係の方たちもそうした場に招き、福島原発事故が招いている厳しい現実に目をそらすことのない教育をどう創っていけるのかを一緒に考えたいと思っています。

もしこうした試みに関心を持ち、「(私の知っている)このグループ、こうした場でやってみてはどう?」という具体的な提案をしていただける方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。

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