301.記事・論文」カテゴリーアーカイブ

市民による学習、研究調査、運動の重層的な実現からみえるもの

上田昌文 (『科学技術社会論研究』第2号2003年 所収) 1.はじめに  今日、科学技術と社会の間で生じ、対応や解決を迫られている問題は極めて多岐にわたる。そうした問題群を適切に分類し、有効な対応の方向性を抽出し整理し… 続きを読む »

社会が求める”市民科学者”とは

ここに掲げる記録は、東京大学の学生さんからなる自主ゼミ「科学者との対話」に上田が招かれて行なった講演を、ゼミの学生の皆さんがまとめてくださったものです。このゼミは、様々な専攻の学部と大学院の学生からなるゼミで、講演当時は… 続きを読む »

間奏曲風に:市民が科学と向き合うために 〜「土曜講座」での10年を経て〜

土曜講座での10年 この連載で私は爆発的に進展する生命科学のいくつかの側面にスポットをあてて、それが社会をどう変えようとしているのか、そして私たちがその事態をどうとらえるべきなのかを明らかにしたいと思っています。今回は、… 続きを読む »

開かれた理科教育に向けて

(1) 大学時代の専攻と市民運動とのかかわり まず、私がどのような経緯で今やっている活動に取り組むようになったのかをお話します。 私が大学で専攻したのは生物学で、時期は1980年初めでしたから、分子生物学が学問として一般… 続きを読む »

遊星より愛をこめて ~幻の「第12話」をもとめて

遊星より愛をこめて ~幻の「第12話」をもとめて 牧史郎 全文PDFはこちらから ●拝啓「科学と社会を”おたく”する土曜講座」様 はじめまして。私はアニメ・特撮研究家の牧史郎といいます(研究家とい… 続きを読む »

「オカルト・超常現象と理科教育」(講師:西尾信一)参加感想

 我々の祖先は自然現象に深い畏れと憧れを抱いていた。それらは「人類の原体験」として我々の心の中にも宿っている。科学の発達により、あたかも全ての自然現象が科学的に解き明かされたように思える現代にあって、残された未知なる部分… 続きを読む »

「旧・毒ガス島(広島県大久野島)を訪ねて」に参加して

湯沢文朗 doyou_war199612.pdf 11月9日、発表者は高橋佳子さん。詳しい論考やテープ起こしは『論文集』に掲載されます。 本年7月、たままた滞在中の広島で、「大久野島土壌からヒ素/毒ガス貯蔵地跡/基準の4… 続きを読む »