市民研・研究会の刷新あたって、新しい参加者を募集します

投稿者: | 2024年2月9日

市民研・研究会の刷新あたって、新しい参加者を募集します(2024年4月~)

市民科学研究室の活動の中心は各種の「研究会」です。どの研究会も原則として月1回の定例会を開きながら、調査研究を継続しています。

2024年4月からこれまでの研究会が大きく様変わりします。その詳しい活動方針については、「NPO法人市民科学研究室の「研究会」の刷新についてという文書をご覧ください。また、各種研究会(読書会を含む)に参加を希望される方は、こちらのフォームにその旨を書いて送信してください。

どの研究会についても、
・毎回の定例会で1時間ほどを使って「読書会」を実施しています(いつからでもどなたでも参加できます)。
・読書会でどのようなテキストを使用しているかは、以下のそれぞれの研究会の項目に記しています。
読書会のテキストは市民研から会員の参加者に送付・配布されます(WEBで無料で得られる資料の場合もあります)。非会員の方は自費での購入をお願いします。
・3回以上続けて読書会・研究会に参加するには会員登録が必要です。
・次回の定例会の開催日時は以下のそれぞれの研究会の項に記しています。
・参加を希望される方はこちらのフォームからその旨を記して送信してください。
・研究会の運営方法の詳しい説明はこちらに記しています。
・各研究会はnotionを使ったウェブサイトを設けています。それも以下に記しています(2024年4月から)。

 

 

Archive
アーカイブ研究会

 詳しい案内はこちら 研究会専用のサイトはこちら

ひとつの団体としても、「市民科学」としても、その「持続」のためには、自分たちの活動の記録や成果を保存し、多くの人々が利活用できるようにする「アーカイブ」を作ることが重要です。アーカイブ研究会は、紙の資料やデジタル化した資料はもちろんのこと、映像と音声が含まれている動画なども資料として扱い、市民科学に関する資料を広く利活用できるようにするための活動をしています。

▶次回研究会の開催日時:こちらから
▶読書会テキスト:
書籍『ヒバクシャ・シネマ 日本映画における広島・長崎と核のイメージ』
▶次回の読書会で取り上げる章や節:●●(検討中)

Environmental EMF(electromagnetic field)
環境電磁界研究会

 詳しい案内はこちら 研究会専用のサイトはこちら

「電磁波ってそもそも何? 携帯電話がこんなに普及してしまって大丈夫?」といった素朴な疑問から出発して、大学生らを含む数名のチームが、財団から獲得した助成金や支援者の皆さんからのカンパを使いながら、ここ数年活発に調査・研究をすすめてきました。主だったものは、
1)電磁波計測データ等およびその解析
(東京タワー、図書館盗難防止ゲート、携帯電話基地局、電磁調理器など)
2)翻訳&出版
3)babycom と連携したecology コーナーでの連載
4)全国各地でのシンポジウムやフォーラムでの講演
5)「はかる、わかる、そなえる」 あなたの街・家・教室の電磁波環境 測定と対策の協働プロジェクトの実践
などです。現在は携帯電話の電磁波のリスクを中心に、身のまわりの電磁波を実際に計測しながら、世界中でなされている人体影響研究を広くレビューし、政策提言を行なうことを目指しています。さらに詳しい活動の紹介はこちらから。

▶次回研究会の開催日時:こちらから
▶読書会テキスト:
論文「Why electrohypersensitivity and related symptoms are caused by non-ionizing man-made electromagnetic fields: An overview and medical assessment」
(世話人の上田が作成した日本語訳があり、それを使いながら精読していきます)
論文集「Electromagnetic Fields of Wireless Communications: Biological and Health Effects」(序文)
   「Electromagnetic Fields of Wireless Communications: Biological and Health Effects」(各章の要約)
(まずは序文と各章の要約を通読し、その後必要に応じて章を選んで精読します)
▶次回の読書会で取り上げる章や節:(検討中)

 

Life Manipulation & Enhancement
生命操作研究会

 詳しい案内はこちら 研究会専用のサイトはこちら

生命科学の爆発的な進展によって、人の誕生から死にいたる一連のプロセスの中で、生殖、生と死の境界、老いや病の概念などを大きく変えてしまう可能性を持つ、さまざまな技術が生まれるようになりました。出生前診断、体外受精、卵子提供、代理出産、臓器移植、サイボーグ技術や脳科学を応用した心身の機能の増強(エンハンスメント)……私たちが漠然と共通の認識にしていたこれまでの生命観(命のとらえ方)が揺らぎ始めています。この趨勢の中で、何よりも心がけなければならないのは、「技術にふりまわされる社会」ではなくて「技術を皆で議論し適正に選んでいく社会」にするためには何が必要かを、個別の問題を扱いながらも考え抜いていくことです。この研究会では、「生命を創る」ことを目指した領域(合成生物学)を中心に据えて、不妊治療・生殖補助医療およびエンハンスメント技術などにも目配りしながら、これらをめぐる市民や専門家のさまざまな声や意見を収集して整理し、議論の機会を設けます。問題点を明確にして、どのような対応策が有効なのかを提起していきます。

▶次回研究会の開催日時:こちらから
▶読書会テキスト:
書籍『合成生物学 人が多様な生物を生み出す未来』
▶次回の読書会で取り上げる章や節:(検討中)

 

Exposure to Low Level of Radiation
低線量被曝研究会

 詳しい案内はこちら 研究会専用のサイトはこちら

現在、ICRP(国際放射線防護委員会)が定めた放射線リスクに関する防護基準が世界中で採用されています。この防護基準を根拠にして、チェルノブイリや セラフィールド再処理工場周辺や原発労働者にみられる健康被害を「線量が低すぎる」との理由で、関係諸政府は放射線との因果関係を否定してきました。では、現実に生じている被害を、「科学」はいったいどう説明するのでしょうか。放射線被曝の人体影響という問題は、科学上の問題として客観的な真理が確定しうるとみなされていますが、核・原子力開発は国家が担う高度に政治的な営みである以上、誰が何を意図してどのようにデータを集めどう評価したかということ自体から洗いなおさなくては、”科学的・客観的”言説によってかえって現実を見る目が曇らされてしまうことになりかねないのです。この研究会では、低線量放射線被曝のリスクを明らかにする上で、科学的知見がいかに用いられてきたかをこれまでの論争をふまえつつ専門的なレベルで把握し、現実の問題の真の解決に向けた規制や政策的な対応をなしていくのに、リスクに関する研究や議論はどう生かされるべきかを探ります。これまでに、放射線被曝のリスクモデルを根底から見直した画期的な報告書『ECRR報告書』を1年をかけて読み解き、その結果を市民科学講座や『市民科学』誌上で発表したり、BEIR委員会(米国科学アカデミー(NAS)/米国研究評議会(NRC)の下に置かれている放射線影響研究評議会(BRER)内の1つの委員会で、「電離放射線の生物学的影響」に関する委員会)の報告書の要約版を翻訳して公開したりしてきました。現在は、ICRPの新勧告(2007年)の読み解きや、「ヒロシマ・ナガサキの原爆被爆とヒトゲノム計画のつながり」を歴史的に検証するといった作業を続けています。さらに詳しい活動の紹介はこちらから。

▶次回研究会の開催日時:こちらから
▶読書会テキスト:(検討中)
▶次回の読書会で取り上げる章や節:(検討中)

Comprehensive Food Science
食の総合科学研究会

 詳しい案内はこちら 研究会専用のサイトはこちら

食は生命活動に必須というだけでなく、暮らしと環境の改善の基本となるものです。この研究会は、食べ物と身体と料理の関係を(従来の栄養学に偏らず総合的に)科学の視点を持ち込んで解き明かすことを目指しています。この研究会ではこれまで、砂糖、油・油脂、大豆、米、雑穀など代表的な食材を順次取り上げ、その由来と歴史的変遷、生産と流通と消費の構造、環境負荷、身体への影響などを多角的に調査を進めてきました。また、ゆでる、煮る、焼く、揚げる……といった料理のプロセスや調理法に着目し、それがなぜ必要で、おいしさや栄養と結びつくのかを調べてきました。これらの成果をさまざまな雑誌などで情報発信してきましたし、食育雑誌やテレビ番組などの取材や企画・制作の相談も多数受けてきました。さらに、科学実験と料理の技の学びを結合した新しい食育活動である「子ども料理科学教室」にも取り組んでいます。「土鍋で美味しくお米を炊く秘訣」「野菜の甘さを生かしたクッキー作り」「発酵という魔法」など10種類のテーマでプログラムを開発し、学校や地域の活動に提供をしてきました。実験しながら料理を”作る”ことで、五感の体験に結びつけて、「なぜそうのか?」を自ら問う探求の姿勢を養うことになります。参加した方々(親と子ども)から好評をいただいている、斬新な教育プログラムです(出前・出張の授業も受け付けています)。今後は大人向けの料理科学講座も開発していくと同時に、持続可能な「食と農」をどう実現していくかを、日本と世界の食と農をめぐる様々な動向を調べつつ、特に大都会の市民から何ができるか、何をすべきかを、具体的な前進のアイデアをまとめ、提起していきたいと考えています。

▶次回研究会の開催日時:こちらから
▶読書会テキスト:
書籍『風景をつくるごはん 都市と農村の真に幸せな関係とは』
書籍 “Saying NO to a Farm-Free Future The Case For an Ecological Food System and Against Manufactured Foods”
▶次回の読書会で取り上げる章や節:(検討中)

Heat and Living
熱と暮らし研究会

 詳しい案内はこちら 研究会専用のサイトはこちら

家庭で使うエネルギーの大半が熱エネルギーです。市民一人一人が、暖房、冷房、給湯、調理、その他多くの家電製品や住宅の構造物・建て方など、断熱や省エネの効果も含めて、実際にはどのような熱の使い方をしているのかをチェックして、自ら頭を働かせて改善していくことは、非常に重要です。そのことは、地球温暖化や著しく低い自給率といった、エネルギー問題で大きな課題を抱える日本において、「何をどう解决していくことができるのか」を市民が主体となって探っていく手がかりにもなるからです。この研究会では、これまでに「熱とくらし かるた」を作ったり、「エアコンの賢い使い方」をワークショップをして考えたり、「放射温度計を使ってまち歩き」といったイベントを実施してきたりしました。一人でも多くの人が、暮らしのなかの熱エネルギーの問題に気づき、具体的に改善していけるように、一緒に考え行動する場をこれからも作っていきたいと思います。

▶次回研究会の開催日時:こちらから
▶読書会テキスト:(検討中)
▶次回の読書会で取り上げる章や節:(検討中)

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