NPO法人市民科学研究室・市民科学講座Aコース
東電原発裁判から見えてきたこと~未公開だった検察資料を中心に~
2018 年10 月6 日(土)14:00~16:30 (開場13:30 )
場所:光塾COMMON CONTACT並木町
参加費:1000円(学生500円)/市民研会員は半額かつ同伴者割引あり/事前予約が必要(定員40名)
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2011年の大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所事故をめぐって、全国各地で国や東電の責任を問う裁判が数多く行われている。昨年、東京電力の刑事責任を問う裁判の公判も始まった。それら多くの裁判の取材を続けている添田氏に、原発と地震・津波や放射線の問題に関するこれまでの取材経験に触れながら、裁判から見えてきたこと、いまだ見えてこないことについて、講演していただきます。
講師:添田孝史さん(科学ジャーナリスト)
1964年生まれ。大阪大学大学院基礎工学研究科修士課程修了。朝日新聞社で科学医療分野などを担当。2011年からフリー。著書に『原発と大津波 警告を葬った人々』『東電原発裁判』(岩波新書)など。『AERA』などにも多数の記事を寄稿。東電原発事故に関する国会事故調査委員会の協力調査員として津波分野の調査を担当。「原子力施設の地震・津波リスクおよび放射線の健康リスクに関する専門家と市民のための熟議の社会実験研究」(2012年度~14年度、市民研と東大の共同プロジェクト)では、運営委員会に所属。2018年8月に東電原発事故に関する調査報道を続けるジャーナリスト仲間とともにウェブサイトLevel 7原発報道・検証室を立ち上げた。
▶今回の講座はJSPS科研費JP16H03092「放射線影響研究と防護基準策定に関する科学史的研究」との共催です。