情報技術と子供の安全・安心

投稿者: | 2009年5月6日

写図表あり
csij-journal 024 ema.pdf
【全体の概要】
現在、「子供の安全・安心」をうたった様々な情報技術が開発されています。便利な技術ですが、一方でプライバシー、セキュリティ、人的・金銭的コストなどの問題が懸念されています。そこで、本研究では実際に登下校通知システム(右図)を導入している小学校の保護者の方々に対し,登下校通知システムの発展形としての、今後の「児童見守りシステム」の説明とそのリスク、導事例を読んでいただき、アンケートに答えてもらいました(P.2)。その結果、
(1)技術に対する好感度は人によって評価が分かれ、(2)その好感度の差は、リスク情報を
与えられたか、またどのように子供と向かい合っているかに影響されるということが示唆さ
れました(P.3)。また自由記述回答欄には、技術に対する賛否両論が寄せられました(P.4)。
子供の「安全」を考える上では、多様な関係者を巻き込んだ議論をしていく必要があります。
現在、子供の「安全・安心」のためは保護者や学校・地域ボランティアが様々な対応をとっています。そこに情報技術を投入し、各自が連携して子供の情報を収集・共有して、見守っていくことが、2009年に総務省によって作成された「児童見守りシステム導入の手引書」に構想されています。左図は、その手引書からの抜粋です。今後の発展したシステムとしては今までの登下校通知システム(上図)のような「閉じたネットワーク」から「開かれたネットワーク」へ、さらには「多様な情報収集」を行うことが想定されています。つまり今後の「児童見守りシステム」には、多くの人の協力と、多機能性を持つ情報端末が求められているのです。しかし、システムの実現には々な壁が存在します。プライバシー、セキュリティ、人的・金銭的コストなどの問題です。そこで次のページに、登下校通知システムの発展形としての、今後の「児童見守りシステム」の説明とその課題、導入事例についてまとめてみました

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