★毒ガス資料館 元館長
村上初一さんへのインタビュー
★聞き手:
高橋佳子(フォト・ルポライター)
山口正紀 (新聞記者)
★まとめ:高橋佳子
★1996年9月29日(日)午前9時~午後0時(忠海町、村上さん宅)
-加害も被害も両方学習する
村上初一氏:近畿地方から修学旅行生がやってくると、大久野島に夕方着いて、まず毒ガス資料館を見学して、休暇村に泊る。私が夜宿舎に行って話をする。校長先生が私のところにやってくると、熱心な人かどうかわかります。翌朝一番で平和記念公園へ行って資料館を見学する。その逆もある。平和学習として、加害も被害も両方学習することになる。
外国の記者を、地元の中国新聞が招請することもあります。毎年5か国くらい、アジアからも来ます。去年は戦後50年ということでヨーロッパからも来ました。日本に来たどの記者も言いますね、このように具体的に戦争の加害と被害の両面が言えることはすばらしい、と。
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