市民科学研究室の「食の総合科学研究会」では、現在、「加工食品の”加工”を探る」と題したワークショップのプログラムを開発中です。
このワークショップは、私たちの食において加工食品が占める割合がますます大きくなっているなかで、自分の食生活をよりよいものにしていくために、何をどう知り、判断していくことができるか、そのための障害や問題となってくることは何なのか、を具体的な素材を用いて議論し、改善の道筋をみつけようとするものです。
ワークショップで目玉となる道具が、ワークシートです。これは、参加者に、自分が入手した食材について、主としてその成分表示の情報を前もって調べて、記入しておいてもらうものです。
ワークショップでは、加工食をおおまかに次の3つに分類し、そのそれぞれの分類に応じたシートを用意しています(すべて同じ様式のword ファイルになります)。
A:食事の主食材になるもの、おかずになる(それ単品だけでも食べることもある)もの。
(例)ハンバーグ、カレー、パスタソース
B:それ単品のみで食べることはあまりなく、主菜に添えて食べることが多いもの。汁物、タレ、調味料など主食材に添えるもの。
(例)マヨネーズ、だしの素
C:おやつやジュースや酒など。
(例)ポテトチップス、コカコーラ
この3つに、「追加」(上記にあてはまらない、もしくは上記の3つのどれかについての別の食品を取り上げる)のシートを加えて、4種類のシートを前もって参加者にお渡しし、参加者にはそれを記入してもらい、ワークショップ当日を迎える1週間前に市民科学研究室の方にメールで送信してもらいます。
ワークショップを本格的に始動させる前に、「記入例」を収集し、実際のワークショプの設計の最終的な詰めを行いたいと思います。4種類のシートを受け取って、記入していただき、1週間以内にご返信いただければと思います。
以下の要領で進めることにいたしますので、ご了解ください。
・お試しでのシート書き込み作業をお願いする期間:2021年3月15日(月)~3月30日(火)
・ワークシート(4枚)の提出期限:3月31日(水)正午
・協力する旨のご連絡をいただくための記入フォーム(こちらに記入の上送信してくだされば、ただちにシートを送付いたします)
では、ご協力のほど、どうかよろしくお願いします。
<シートAの記入例>