2021年から開始している新しいシリーズ「著者に尋ねる」。
これはオンラインで、比較的最近に本を著したその著者を招いて、その著書のことを参加者ととともにいろいろ議論するシリーズです。市民科学研究室がこれまでに築いてきた、多くの研究者、市民活動の実践家らとのつながりを生かして、「科学と社会」に関わる興味深い本を書いた著者に来ていただいて、市民科学研究室のメンバー(代表の上田をはじめ、理事メンバーや会員さんから選出)とやりとりをします。著者により30分程度のプレゼン、そしてその後、著者と市民科学研究室の代表の上田との30分のトーク、そして最後に参加者から自由にご発言いただいて、さらに著者との議論を深める、というやり方です。2時間という時間を使った、刺激的な中身の濃いやりとりになります。
ぜひご参加ください。
市民科学特別講座「著者に尋ねる」第5回
『重水素とトリチウムの社会史 歴史を左右してきた水素のなかま』(株式会社インプレスR&D、2021)の著者、
杉山滋郎さんをお招きして
▶著者の杉山さんからは
「水素の同位体 DとTが社会との間に引き起こした諸問題を、重水素が発見されてから今
とのメッセージをいただいております。オンデマンド出版という形で、こちらから購入できますので、ご購読のうえ、ご参加いただければと思います。事前に、著者に尋ねてみたい質問がありましたら、こちらから受け付けています(実施日1週間前の正午まで)。それらも取り込んだ飢えでうえで、当日の進行を決めたいと思います。皆様のご参加をお待ちしております。
・お申し込みはこちらから(オンラインのみ、定員15名)
→上記のフォームから申し込まれた方には、講座の実施日の正午前後に、参加のためのzoomのURLをお送りいたします。
・参加費500円
→市民科学研究室会員は無料となります。
→市民科学研究室の会員でない方は、以下のカートから、希望する回数分の事前のお支払いが必要です。
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第2、3、4回 2021年6月16日(水)7月21日(水)8月18日(水)実施
『不定性からみた科学』(名古屋大学出版会、2021)の著者、
吉澤剛さんをお招きして
動画はこちらから
第1回 2021年1月27日(水)実施
『紫外線の社会史―見えざる光が照らす日本』(岩波新書、2020)の著者、
金凡性(キムボムソン)さんをお招きして
動画はこちらから
45ページ
・「放射性物質による甚大な影響」とありますが、当時、この想定もなされていたことは裏が取れているのでしょうか?
72ページ
・「医療用の放射性アイソトープの製造」とありますが、当時は、医療用には使われていなかったのではないでしょうか(もしかしたら血液の循環時間計測?)。
81ページ
・ガイガーカウンタによるトリチウム計測のことが何度が言及されていますが入射窓は何だったのでしょうか?