「えねこや」代表・湯浅氏 インタビュー(後編)

投稿者: | 2019年7月29日

FAVVOクラウドファンディングHPより

 



「えねこや」代表・湯浅氏 インタビュー(後編)

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(中編より続き:文責・聞き手:市民研理事 橋本正明)

  お話が変わってすみません。結局、移動式えねこやのチラシ見たつもりで居たんですけれども、どの位の生活レベルを満たすものなんでしょう。キッチンといいますか、内部の水廻りの設備的なものとしては。

湯浅:トイレとかを付けようかとも思ったんですけど、メインの目的が色々な処へ持って行って再生可能エネルギーの普及活動を行うことだったので結局やめてシンプルな空間にしました。

  やはり太陽電池とか、バッテリーとか、その辺の物をという感じでしょうか。

湯浅:事務所の鉛バッテリーはベント式だし、重くて入れられないんですよ。まぁ、太陽光パネルも最大4枚しか載せられないから、ウチ(六曜舎)が12枚で、その1/3くらいでしょうか。バッテリーは恐らく鉛のシール形(密閉式)で小さめのものを4台くらいかな。車体重量が今でギリギリでして、1980㎏を超えられないんですよ。


(えねこや完成披露式:写真 橋本 正明)

  自分の中のイメージとしてはキャンピングカーみたいな物とかに近いかなと思うのですが。

湯浅:ええ、キャンピング・トレーラー登録にはなります。

  なるほど。

湯浅:下のシャーシ(車台)は、いま(インタビューは2月)山梨で造ってくれています。これにプレートを付けたり、ブレーキが付いたりするんですよ。これを牽引するのは、ここにある緑の20年前のランドクルーザーで、牽引するための“ヒッチメンバー”を付けて、それで引っ張って行くって感じです。


(4月29日イベントより:写真 橋本正明)

この近くの深大寺という処で境内の一部を借りれることになったので、そこで上部の小屋の組み立てのワークショップを4月から毎週末行います(※注1:取材は2月中旬に行われました)。

えねこや完成披露動画
ちょうふネットテレビ動画

  素晴らしい取り組みですね。

湯浅:できたら、その先のことも考えておかないと。できっ放しというのもモッタイナイので。

  『移動式えねこや』、ということでイベントを廻ってということですか。

湯浅:そうですね。5月に調布で「アースデイ in 調布」や「環境フェア」などいくつかのイベントがあるので、それを駅前に持って行こうと思っています(※ この後、諸事情により「アースデイ in 調布」に移動式えねこやは出展間に合わず)。
今まで使っていた(コンパクトな)「えねこや屋台」よりはインパクトが有ると思って(笑)


(えねこや屋台:写真 橋本正明)

  車だから移動もしやすいですしね。

湯浅:そうですね。でも車長は全部足すと10mくらい有るんですよ。

  イベントなんかで駐車場に停めてやるというのでしたら何ですけれど、普通の市民会館などで出入りする際に狭いとマズイという感じでしょうか。

湯浅:あっ、そうですね。これ狭い所は通れないんです。幅は自動車の最大寸法にしてますし。

  頭だけ突っ込めても戻ること考えると、こういう牽引する車と小屋本体が別々の構造になっていると無理ですよね。

湯浅:そうですね。急に向きは変えられないですよ(笑)

  トレーラーと一緒ですよね(笑)

湯浅:本当にトレーラーそのものです。自分も免許は取りましたけど、教習所では普通のトラックに荷台のトレーラーが引っ付いているような車を使っていました。でも移動式えねこやの方が運転が難しいんじゃないかなと思っています。
未知の世界ですけど、まぁ慣れるかなと。ザックリしてますけど、楽しそうじゃないですか(笑)

  楽しいと思います。スゴく(笑)

湯浅:これ小屋好きの人にもハマるかなと考えています。エネルギーや地球環境の問題となると、どうしても堅苦しくなってしまうので。

  あのぅ、DIYとかで自分の小屋を作るとか、メールで申し上げたようにNHKさんで放映している『所さん、大変ですよ!?』の過去の放送に有った話題、あれもDIYで軽トラックの荷台に部屋を作ってという内容でした。

湯浅:あぁ、知ってます、知ってます(笑)

  結構、流行っているって話…

湯浅:流行ってきてますね。

  あれで、「えねこや」っていうのもアリじゃないでしょうか。

湯浅:そうですね(笑)

  かなり雑なご提案ですけれど…。

湯浅:まぁ、そういうのもアリだとは思います。

  多分、ああいった方々って太陽電池を屋根に付けて蓄電池とか積んで…

湯浅:それでやっている人って結構いますよね。


(えねこや完成写真:橋本正明)

  いらしてもという事でしたら、その辺のニーズも拾っていけるのではと思うんのですが。

湯浅:元々、僕がこれを考えたのはね。このシャーシを造ってくれている竹内さんが造った木製のトレーラーハウスを何かで見て面白いなと思って。日経で渋谷の交差点をこれが通行している記事もあるんですよ。それでちょっと話を聞きに行ってみたら、いろいろ教えてくれて…、それでちょっとやってみようかなと思ったんです。
アメリカでは、こういうトレーラーが結構普通に走っていて。楽しそうじゃないですか?

  楽しいと思います!

湯浅:これでちょっと、同じデザインでは何だから片流れにして太陽光パネルを載せて。で、彼も実際にここら辺にバッテリー積んでいて現実やってるんだなぁというのが判りました。

  なるほど、そうなんですか。
  ところでそう言えばまた話は変わりますが、WOTAという会社が有るんですけれども、そこでやっている膜ろ過式の完全水循環型ユニットシャワールームというのが有りまして、そういうのが移動式のえねこやに入れば、ミニキッチン+水循環式シャワーで…、金額はさておきですけれども。そう言ったものが可能といえば可能ではないかと思います。そういった優れた技術を持っている会社とコラボしてみるというのももっと面白い展開になるのではないかと思います。

湯浅:1個目は居住スペースのみですし、もう採用は難しいですが、2個目、3個目を造れるなら水廻りが有ってもいいですね。

【続きは上記PDFでお読みください】

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