市民科学研究室12月のイベント 参加者の皆さんが寄せてくださったご感想から
(ご本人の了解を得て、掲載させていただいております。)
●12月1日(日)市民研・年末交流会
▶生活クラブ「アトピーネットワーク」の片岡様より(同団体の会報『あくしゅ』第81号より転載)
市民科学研究室 年末交流会に参加しました!
2017 年秋に「いい香りに潜む危険」について、また今年の夏に「電磁波」の学習会をしていただいた上田昌文先生の主催する「 NPO 法人 市民科学研究室(以下市民研)」の交流会に藤井、杉山と参加してきました。
先日アトピーネットが市民研の会員になったので、誘いを受けたのです。
12 月 1 日(日)午前中の1 部から午後の 2 部、夜の3 部と丸1 日にわたっての企画でした。
まず 1 部は料理教室、子連れも可ということでアトピーネットメンバーの藤井が小学生と幼稚園の子を連れて参加しました。2部は作った料理を食べながらの交流パーティー、市民研メンバーのアピールの他にクイズやバザーもあり、盛り上がったようです。
私と杉山が参加したのは 3 部から。湯島三組坂上の市民研事務所に場所を移し、1品持ち寄り、アルコールも入っての懇親会でした。
市民研とはどんな団体で、どんな人たちが集まっているのか、知っているのは上田先生だけ、という状態で参加したのですが、う一ん一言では話せない、本当に様々な分野の人たちが 20人弱いらっしゃいまし た。
一番若いのが40 代の看護師さん、私たちと同年代かな?と思われる元小学校の先生、海洋研究の人、自宅の屋上で菜園をする人(そこで採れたみかんをいただきました)、長年北京で学術交流をする人、かつて大学の先生だったと思われるおば様(中国の地質調査を力説)、「お江戸舟遊び瓦版」を700号以上も発行している人、京都在住の道路とその名前について話してくれた人、東京医科歯科大の教授などなど、ハイレベルな方々ばかりでした。
1 品持ち寄りも最初は何か出来合いのものを買っていこうかと思っていたのですが、上田先生は味噌まで手作りするとおっしゃっていたのを思い出し、急遽肉団子を作り(杉山、頑張りました!)生活クラブのソーセージを焼いていきました(ケチャップとマスタードも添えて)あとあの美味しくて止まらないチーズクラッカーも。
上田先生が、生活クラプのことを紹介するように振ってくださったので、他の生協とどんな点が違うのか話しました。今思えば、アトピーネットについてはほとんど語ってきませんでしたね・・・すみません。
最後に医科歯科大の先生から教えていただいたお役立ち情報、歯磨きをきちんとするとインフルエンザにかかりにくいそうです。癌や糖尿病の治療も口腔ケアをしつかりすると予後が全然違ってくるそうです。
●12月7日(土)市民科学講座Bコース「植物園×大学~小石川植物園の公開例から~」
▶参加者のKさんより
本当にありがとうございました。
▶参加者のTさんより
先日はとっても楽しい時間と楽しい方々にお会いできありがとうございます。
小石川植物園は、東大薬学部生薬学研究室柴田承二教授の研究生と
植物園記念館には、柴田先生の父である柴田桂太先生の肖像画があ
桂太先生の本はありますが写真を見たことがなかったので、驚きま
後で調べてみると柴田家のいろんなつながりが見えてきました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/
根本先生が小笠原の植物を研究され、池田先生はネパールヒマラヤ
●12月8日(日)「ご近所で、学んで備えて、安心!東日本大震災の教訓とふくしまの今」
▶参加された方々に書いていただいたアンケートの自由記入欄より
- 内容が興味深かった。
- とても考えさせられ、学べる時間がありがたいです。
- 皆様は一生懸命です。思いやりは大切。
- 早めの備えについて参考になりました。
- 講演者のバックグラウンドが予想以上にたようだった。
- 考える機会をいただきました。
- 大震災を身近に感じました。
- 当時はあんなに農作物のベクトルなど敏感だったのに正直あまり気
にしなくなりつつあることを思いました。 - 現状どう向き合ったらいいのか、
など教えてもらえると嬉しいです。 - 子連れで参加でき、
同じくらいの子供たちと交流できて大変な貴重な機会となりました 。 - 震災の苦労を直接知ることができた。
- 東京も地震の可能性があり備えについて意識させられた。
- クイズ形式で、話を聞くより考えるきっかけになりました。
- 親子で参加できる防災イベントが近場で行われて参加しやすかった
。 - 改めて震災のことを知ることができました。<もっと良くなると思った点>
- 被災者の方の話が一方的に1時間喋るだけでやや単調だった。
メディアでも被災者の生の声は聞くことができるのだから、 少人数の集まりゆえのメリットを前に出すべきだと思った。 つまり、聴衆が講演者の議論に参加しやすい環境を作って、 両者の双方向的なやり取りを刺激すべき。例えば、市民科学研究室の方と被災者の方をパネリストとして、 科学と現実の両方向から問題提起者の質問に答えるという形のパネ ルディスカッション形式にするのはどうか。こうすれば、 議論に動きが出ることによって講演の単調さも解消されるし、 主催者側が主体的に議論することによって、 聴衆も質問をすることに抵抗を感じない雰囲気ができるのではない か。