見る目が変わるミュージアムの楽しみ方シリーズ第4弾
博物館活動への市民参画:植物標本デジタルアーカイブプロジェクトの推進力として
●日時:3月13日(日)13:30~15:00 (現場作業される場合13:15-16:00)
●講師:池田博(東京大学総合研究博物館 准教授)
講師:三河内彰子(市民科学研究室 理事/ 東京大学総合研究博物館 研究事業協力者)
●場所:東京大学総合研究博物館内ハーバリウム 〒113-0033 東京都文京区7-3-1
現地参加とオンライン(Zoom)参加とがあります。現地参加は定員4名です。
●参加費:今回は共催企画なので、会員か非会員か、また現地参加かオンラインかを問わず、どなたも参加費500円を以下のカートから事前にお支払いただくことが必要です。支払いの締め切り3月11日金曜日正午です。
●お申し込み:以下のフォームからお願いします。定員は現地参加が4名、オンライン参加が20名です。定員になり次第締め切ります。
国内外のミュージアムにおいて、植物標本はハーバリウム(植物標本庫)とよばれる場所で保管され、学術や展示に利用されてきました。ハーバリウムは通常一般公開されていないことが多く、おし葉標本の作製や管理、標本のデジタルアーカイブ化など、日常の様々な博物館活動が多様な人の手でなされていること、特にプロアマ含めた研究部門外の市民の関与についてはあまりよく知られていません。
今回は、科学技術と市民参画という視点から、現在東京大学総合研究博物館のハーバリウムで進行中の押し葉標本の作成やデジタルデータベース化のプロジェクトの様子を現場体験、もしくはオンライン配信で垣間見てもらうことで、皆さんへ本プロジェクトについてお伝えし、デジタル画像の新たな利用の仕方などを検討できればと考えます。
なお、現場作業をされる方は、配信終了後30分から1時間で仕上げ作業をしていただきます。
新型コロナウイルス感染症の拡大を鑑み、今回は市民研を通じて、当日現場での作業体験をされる方を3~4名に限定して募集をし、その作業の様子を市民研のアーカイブ研究会がオンライン配信いたします(市民研のアーカイブとして録画も行います)。コロナの状況で現場は中止になることもありますのでご了承ください。
<見る目が変わるミュージアムの楽しみ方シリーズ>の報告
序論:2016年1月29日 市民科学講座「三河内彰子さん、 博物館はどんな可能性のある場所ですか?」
第1回:2018年12月16日 市民科学講座「博物館のシロナガスクジラが青いわけ」 動画
第2回:2019年12月7日 市民科学講座「植物園×大学~小石川植物園の公開例から~」 報告(前編) 報告(後編)
第3回:2020年12月21日 市民科学入門講座「ミュージアムにおける植物画の楽しみ方」