模索の蓄積が科学を変える
私は、冬のこの時期に仲間と一緒に1年分の味噌を仕込むようになって、3年になる。ここ10年ほど「市民科学」の実践に関わってきた私に、この経験はさまざまな示唆を投げかける。 高度成長期に発酵と醸造のプロセスの工業化がすすみ、… 続きを読む »
私は、冬のこの時期に仲間と一緒に1年分の味噌を仕込むようになって、3年になる。ここ10年ほど「市民科学」の実践に関わってきた私に、この経験はさまざまな示唆を投げかける。 高度成長期に発酵と醸造のプロセスの工業化がすすみ、… 続きを読む »
写図表あり csij-journal 001 sugino.pdf 書評 村松秀・著『論文捏造』(中央公論社・新書ラクレ2006) 評者:杉野実 「科学界を揺るがす捏造・不正事件が後を絶たない。」これが本書の巻頭言であ… 続きを読む »
2006年4月26日の第9回市民科学講座「日本型サイエンスショップを構想する〜欧州の事例から考える」において、上田は「日本型サイエンスショップの可能性」と題して20分ほどの発表を行った。それは、2006年日本物理学会年次… 続きを読む »
2006年2月15日 東京大学駒場キャンパスにて 聞き手:上田昌文(当NPO 代表) 代表理事: 榎木英介さん(医師・医学博士) 顧問: 林 衛さん(富山大学助教授) 理事:富田悟志さん(タイテック株式会社) pdf版… 続きを読む »
インタビューに先立って ATTとは、「荒川・多摩川・利根川」の関東三大河川の頭文字。「荒川、多摩川、利根川及び東京湾の水圏を中心に総合的な調査研究をすすめ、流域振興や都市問題、地球環境をめぐる諸問題に各種の提言をし得る活… 続きを読む »
占領期の原爆調査が意味するもの(下) 2005年9月12日、市民科学研究室にて 聞き手:上田昌文(当NPO代表) pdf版はinterview_011.pdf 笹本:戻りますが、日本側の原爆調査団はそうやって1945年の… 続きを読む »
占領下の原爆調査が意味するもの(上) 笹本征男さん(占領史研究家) ささもと・ゆくお 1944年島根県生まれ。中央大学法学部卒。在韓被爆者問題市民会議会員。占領・戦後史研究会会員。著書に『米軍占領下の原爆調査 原爆加害国… 続きを読む »
市民科学研究室とつながりのある方々を各地をめぐりながら紹介していくインタヴューのコーナーです。この次にマイクが向けられるのはあなたかも。随時掲載します。市民科学研究室に参加して以来、「平川秀幸」の名前がよく目にとまるよう… 続きを読む »
神里達博 pdf版はfood_004.pdf 2001年9月10日、日本で最初のBSE感染牛が確認されました。欧州以外で自国産牛でのBSE発生が確認されたのはこれが最初ですが、農水省は確定診断をイギリスに依頼したので、役… 続きを読む »
田城明 著 「現地ルポ 核超大国を歩く アメリカ、ロシア、旧ソ連」 (岩波書店 2003年) 20世紀が「核の時代」だとするなら、21世紀はそれが終焉を迎える時代になるのだろうか。この克明なルポが教えるのは、私たちは核の… 続きを読む »
上田昌文 (『科学技術社会論研究』第2号2003年 所収) 1.はじめに 今日、科学技術と社会の間で生じ、対応や解決を迫られている問題は極めて多岐にわたる。そうした問題群を適切に分類し、有効な対応の方向性… 続きを読む »
上田昌文 (『科学技術社会論研究』第2号2003年 所収) 1.はじめに 今日、科学技術と社会の間で生じ、対応や解決を迫られている問題は極めて多岐にわたる。そうした問題群を適切に分類し、有効な対応の方向性を抽出し整理し… 続きを読む »
「総研大湘南レクチャー」に参加して 中央大学総合政策学部2年 遠山 和史 doyou68_toyama.pdf 2003 年8 月4 日(月)から8 日(金)の5 日間に渡り、総合研究大学院大学(総研大)葉山キャンパス… 続きを読む »
ここに掲げる記録は、東京大学の学生さんからなる自主ゼミ「科学者との対話」に上田が招かれて行なった講演を、ゼミの学生の皆さんがまとめてくださったものです。このゼミは、様々な専攻の学部と大学院の学生からなるゼミで、講演当時は… 続きを読む »
吉川肇子(慶応義塾大学商学部) pdf版はrisk_005.pdf ●リスク・コミュニケーションという考え方の誕生 今日はリスクコミュニケーションという考え方について少しお話をしたいと思います。 リスクコミュニケーション… 続きを読む »
9・11事件、そして持続可能な社会 2001年9月11日。この日は私たちの記憶から忘れ去られることはないだろう。米国への同時多発テロ事件は、様々な憶測を呼んだ。大方の見方はオサマ・ビンラディン率いる「アルカイダ」による犯… 続きを読む »
プロジェクト報告◆科学技術評価プロジェクト⑥ 評価委員へのインタビューに向けて プロジェクトメンバー 尾内隆之 doyou59_onai.pdf ● 10月勉強会の報告 これまで読んできた旧通産省作成の「量子化機能素子」… 続きを読む »
プロジェクト報告◆科学技術評価プロジェクト⑤ 構築的テクノロジーアセスメント(CTA)について プロジェクトメンバー 吉澤 剛 doyou58_yosizawa.pdf この春よりメンバーに加入させていただいた吉澤と申し… 続きを読む »
第141回土曜講座 博物館見学+研究発表 「ノーベル賞の100年」から考える 20世紀の科学技術 に参加して doyou56_segawa.pdf 141回の土曜講座は、上野の国立科学博物館に10人が集い瀬川嘉之さんの案… 続きを読む »
プロジェクト報告◆科学技術評価プロジェクト④ 量子化機能素子「評価報告書」を読み比べて プロジェクトメンバー 尾内隆之 doyou56_onai.pdf 春の合宿からだいぶ間があいてしまいましたが、6月22日(土)に、… 続きを読む »
プロジェクト報告◆科学技術評価プロジェクト③ 産業技術政策に焦点をあてて 科学技術評価プロジェクトリーダー 藤田康元 doyou55_fujita.pdf 前回の報告からこの間に行った活動は、3月31日から4月1日の合宿… 続きを読む »
STS Network Japan 2001 秋のシンポジウム 「科学技術ジャーナリズムへの期待」 科学技術ジャーナリズムと市民運動 上田昌文 doyou52_ueda-2.pdf 2001年11月23日に東京大学先端研… 続きを読む »
プロジェクト報告◆科学技術評価プロジェクト② 産業技術政策に焦点をあてて 科学技術評価プロジェクト 尾内隆之 doyou52_onai.pdf 当PJの活動がのんびりペースであるため,先月からの大きな進展はないのですが,… 続きを読む »
プロジェクト報告◆科学技術評価プロジェクト① 市民の立場からの科学技術評価を探る 科学技術評価プロジェクトリーダー 藤田康元 doyou51_fujita.pdf 科学技術評価PJは昨年8月に誕生した新しいPJです。しか… 続きを読む »
上田昌文 (『物理教育通信』2001年No.106より転載) 土曜講座の活動に取り組むまでの経緯 (1)大学時代の専攻と市民運動とのかかわり まず、私がどのような経緯で今やっている活動に取り組むようになったのかをお話しま… 続きを読む »