020. 科学技術政策・科学論」カテゴリーアーカイブ

連載「科学技術コミュニケーションを問う」第6回 先端科学技術の落とし穴と足利事件

写図表あり csij-journal 026 goto.pdf 先端科学技術の落とし穴と足利事件 五島 綾子(サイエンス・ライター) 足利事件で拘束されていた菅家利和さんが逮捕されて以来,17年半ぶりに2009年6月4日… 続きを読む »

連載「科学技術コミュニケーションを問う」第5回 科学の評価は専門家の仲間内

写図表あり 市民研csij-journal 025 goto.pdf 五島 綾子(サイエンス・ライター) 技術とは,問題解決の手段であり道具の役割も備えている.前回では,技術と社会についてDDTを事例にして述べてきた.技… 続きを読む »

連載「科学技術コミュニケーションを問う」第4回 技術の評価の主役は消費者

写図表あり csij-journal 024 goto.pdf 五島 綾子(サイエンス・ライター) 2009年4月27日は,世界中がメキシコから始まった新型インフルエンザに関するWHO(世界保健機関,World Heal… 続きを読む »

【書評】 『封印されたヒロシマ・ナガサキ 米核実験と民間防衛計画』

写図表あり csij-journal 016 segawa.pdf 『封印されたヒロシマ・ナガサキ 米核実験と民間防衛計画』 (高橋博子著、凱風社2008年) 評者:瀬川嘉之(市民科学研究室 低線量被曝研究会) 今年(2… 続きを読む »

市民にっとって科学リテラシーとは何か

上田昌文 相互に関連する3つの論点を示す。 (1)市民が直面する科学技術がらみの様々な問題の解決に、今の理科教育は役立たない。 技術の進展によって生活が変化しているという現実が、理科教育では考慮の外に置かれている。生活と… 続きを読む »

いま社会が求める、「市民科学者」とは

上田昌文(NPO法人市民科学研究室・代表) ●宇井さんと再会した日のこと  私は宇井純さんが始めた東大自主講座に直接参加した者ではないが、その流れをくむ市民団体「反公害輸出通報センター」(後に「反核パシフィックセンター東… 続きを読む »

模索の蓄積が科学を変える

私は、冬のこの時期に仲間と一緒に1年分の味噌を仕込むようになって、3年になる。ここ10年ほど「市民科学」の実践に関わってきた私に、この経験はさまざまな示唆を投げかける。 高度成長期に発酵と醸造のプロセスの工業化がすすみ、… 続きを読む »

市民のための科学とは〜日本型サイエンスショップの構築のために

2006年4月26日の第9回市民科学講座「日本型サイエンスショップを構想する〜欧州の事例から考える」において、上田は「日本型サイエンスショップの可能性」と題して20分ほどの発表を行った。それは、2006年日本物理学会年次… 続きを読む »

インタビューシリーズ「市民の科学をひらく」(8)NPO法人サイエンスコミュニケーション

2006年2月15日 東京大学駒場キャンパスにて  聞き手:上田昌文(当NPO 代表) 代表理事: 榎木英介さん(医師・医学博士) 顧問: 林 衛さん(富山大学助教授) 理事:富田悟志さん(タイテック株式会社) pdf版… 続きを読む »

インタビューシリーズ「市民の科学をひらく」(6)矢間秀次郎さん

インタビューに先立って ATTとは、「荒川・多摩川・利根川」の関東三大河川の頭文字。「荒川、多摩川、利根川及び東京湾の水圏を中心に総合的な調査研究をすすめ、流域振興や都市問題、地球環境をめぐる諸問題に各種の提言をし得る活… 続きを読む »

インタビューシリーズ「市民の科学をひらく」(5) 笹本征男さん(上)

占領下の原爆調査が意味するもの(上) 笹本征男さん(占領史研究家) ささもと・ゆくお 1944年島根県生まれ。中央大学法学部卒。在韓被爆者問題市民会議会員。占領・戦後史研究会会員。著書に『米軍占領下の原爆調査 原爆加害国… 続きを読む »

平川秀幸さん(京都女子大学現代社会学部講師)インタビュー

市民科学研究室とつながりのある方々を各地をめぐりながら紹介していくインタヴューのコーナーです。この次にマイクが向けられるのはあなたかも。随時掲載します。市民科学研究室に参加して以来、「平川秀幸」の名前がよく目にとまるよう… 続きを読む »

【書評】『現地ルポ 核超大国を歩く アメリカ、ロシア、旧ソ連』

田城明 著 「現地ルポ 核超大国を歩く アメリカ、ロシア、旧ソ連」 (岩波書店 2003年) 20世紀が「核の時代」だとするなら、21世紀はそれが終焉を迎える時代になるのだろうか。この克明なルポが教えるのは、私たちは核の… 続きを読む »

市民による学習、研究調査、運動の重層的な実現から みえるもの

上田昌文 (『科学技術社会論研究』第2号2003年 所収) 1.はじめに    今日、科学技術と社会の間で生じ、対応や解決を迫られている問題は極めて多岐にわたる。そうした問題群を適切に分類し、有効な対応の方向性… 続きを読む »

市民による学習、研究調査、運動の重層的な実現からみえるもの

上田昌文 (『科学技術社会論研究』第2号2003年 所収) 1.はじめに  今日、科学技術と社会の間で生じ、対応や解決を迫られている問題は極めて多岐にわたる。そうした問題群を適切に分類し、有効な対応の方向性を抽出し整理し… 続きを読む »

社会が求める”市民科学者”とは

ここに掲げる記録は、東京大学の学生さんからなる自主ゼミ「科学者との対話」に上田が招かれて行なった講演を、ゼミの学生の皆さんがまとめてくださったものです。このゼミは、様々な専攻の学部と大学院の学生からなるゼミで、講演当時は… 続きを読む »

リスク・コミュニケーションという考え方

吉川肇子(慶応義塾大学商学部) pdf版はrisk_005.pdf ●リスク・コミュニケーションという考え方の誕生 今日はリスクコミュニケーションという考え方について少しお話をしたいと思います。 リスクコミュニケーション… 続きを読む »

9・11事件、そして持続可能な社会

9・11事件、そして持続可能な社会 2001年9月11日。この日は私たちの記憶から忘れ去られることはないだろう。米国への同時多発テロ事件は、様々な憶測を呼んだ。大方の見方はオサマ・ビンラディン率いる「アルカイダ」による犯… 続きを読む »

プロジェクト報告◆科学技術評価プロジェクト⑥ 評価委員へのインタビューに向けて

プロジェクト報告◆科学技術評価プロジェクト⑥ 評価委員へのインタビューに向けて プロジェクトメンバー 尾内隆之 doyou59_onai.pdf ● 10月勉強会の報告 これまで読んできた旧通産省作成の「量子化機能素子」… 続きを読む »