203. 市民研通信」カテゴリーアーカイブ

これからの工学教育に求められるもの

 この文章は、東京大学グローバルCOE「世界を先導する原子力教育研究イニシアチブ」主催の第1回・原子力社会論・専門家ワークショップ「原子力工学者にとっての社会リテラシーとは?~問題解決から問題設定の工学へ:次世代工学教育… 続きを読む »

電子本、貸してください

 本は電子化されると言われて久しいが、最近になって国内の状況が慌ただしくなってきている。今年3月には総務省・文科省・経産省が合同で「デジタル・ネットワーク社会における出版物の利活用の推進に関する懇談会」を立ち上げた。また… 続きを読む »

「食の総合科学研究会」の活動に参加してみませんか

食は生命活動に必須というだけでなく、暮らしと環境の改善の基本となるものであり、食べ物と身体と料理の関係を(従来の栄養学に偏らず総合的に)科学の視点を持ち込んで解き明かしていくことで、今の私たちの生活と社会を具体的に着実に… 続きを読む »

1945年当時の米軍原爆調査団に関する3つのファイル ~GHQ/SCAP資料より~

以下は、「国会図書館憲政資料室所蔵 日本占領関係資料」のうち、日本占領中の米軍内部の原爆調査にかかわる通信資料を訳したものです。GHQ/SCAP(連合国軍最高司令官総司令部)資料から、1945年当時の米軍原爆調査団に関す… 続きを読む »

連載「科学技術コミュニケーションを問う」第10回(最終回) サイエンス・コミュニケータ再考

科学(Science)とはなにかという問いに答えることは容易ではない。というのは,ヨーロッパでは,科学は元来「知識を愛する」という意味をもった言葉で,「哲学」と同じように使われていたからである。しかし,コーヒーを味わいな… 続きを読む »

リレー連載「住環境革命のために」第1回 「長期優良住宅マンション」のすすめ

「長期優良住宅マンション」は資産をつくるマンション 日本の住宅政策を大きく転換する「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」が平成21年6月に施行されました。弊社福永博建築研究所は15年以上にわたりマンションの長寿命化の設… 続きを読む »

笹本征男さんとの出会いと原爆調査

吉田由布子 (市民研・低線量被曝研究会、「チェルノブイリ被害調査・救援」女性ネットワーク) 笹本さんの突然の訃報は、低線量被曝研究会の月例勉強会の翌日の夜のことでした。勉強会でも笹本さんのことが話題に上り、もうすぐ退院さ… 続きを読む »

笹本征男さんの思い出~思い出を思い出としてしか語り得ぬもどかしさ

瀬川嘉之 笹本征男さんと私のつながりは終始、市民科学研究室であった。市民科学研究室、もっと言えば上田昌文さんを媒介としてつながり、市民科学研究室を最後に別れた。市民科学研究室からの帰り道、地下鉄の飯田橋駅で降りるとき、そ… 続きを読む »

「新しい公共を作る市民キャビネット」に関するリンク集

吉澤 剛(市民研 理事、サイエンス・トラスト 代表) ●新しい公共をつくる市民キャビネットの活動概要ですが、1月29日に設立協議会が開かれました。 当日の資料は以下よりダウンロードできます。   イベントの概要… 続きを読む »

環境エッセイ 第11回 環境問題解決のための4つのカギ 私なりの提案  

上田昌文  昨年(2009年)の秋から半年間、私はある大学で環境政策論の授業を担当した。この表題での講義といえば、たとえば温暖化のような具体的な問題を事例にして、国際・国内の行政セクターの役割を中心に、地方自治体や企業や… 続きを読む »

環境エッセイ 第10回 こどもの環境健康問題としての携帯電話

携帯電話は20世紀の終わりに出現し、瞬く間に世界中に普及した先端技術である。20年ほどで世界の半数以上の人が所有するようになった技術は他に例がない。ここでは特に子どもに焦点をあてて論じるが、「なぜこのように急速に多くの人… 続きを読む »