203. 市民研通信」カテゴリーアーカイブ

【翻訳】大気汚染と自閉スペクトラム障害: 環境リスク要因に深く探りを入れる

【訳者コメント】 一昔前の自閉症といえば、米国においてすら、母親の育て方や遺伝に世間の目は向けられていました。それが今や産業革命以後の大気汚染が自閉症の発症あるいは悪化と関係があるかもしれないことが学者たちにより明らかに… 続きを読む »

3つの教育プログラムの開発事業の提案―関心のある方のご参加を呼びかけます―

3つの教育プログラムの開発事業の提案 ―関心のある方のご参加を呼びかけます― 上田昌文(NPO法人市民科学研究室・代表理事) PDFはこちらから 生態学的総合科学教育の構築に向けて 私はこの文章において、現在の理科教育、… 続きを読む »

土星の環を見たことはありますか? 市民研理事による読み切りリレーエッセイ 第4回

土星の環を見たことはありますか?  国際隕石学会で聴くバチカン神父のおはなし 三河内彰子(市民科学研究室・理事) 2018年7月23日、私はモスクワのロシア科学アカデミーで国際隕石学会の特別講演(バリンジャーレクチャー)… 続きを読む »

【翻訳】腸は何を語っているのか? 腸-脳間情報伝達におけるマイクロバイオームの役割の探求

【訳者コメント】 腸内マイクロバイオーム(または腸内フローラ)の重要性は以前から知られています。この論文では腸-脳軸を通しての情報伝達に腸内マイクロバイオームが関与し、自閉症などの神経障害にポジティブな影響を与えることな… 続きを読む »

電波防護指針の高周波領域の改訂案へ意見書を提出

「高木仁三郎市民科学基金」の2018年度助成を受けて、市民科学研究室の「環境電磁界研究会」がすすめている調査(「電磁波曝露のリスクに焦点をあてた5G(第5世代移動通信システム)の技術影響評価」)の一環として、以下の意見書… 続きを読む »

特任研究員による新連載「知っ得! ヘルスリテラシー講座」

【編集部より】 2018年7月から隔月で新連載「知っ得! ヘルスリテラシー講座」が始まります。 この連載は、市民科学研究室の新村直子・特任研究員が、毎回専門家への取材を行い、『市民研通信』の特別連載として書きすすめます。… 続きを読む »

【書評】 『全脳エミュレーションの時代 ~人工超知能EMが支配する世界の全貌~』

書評 『全脳エミュレーションの時代~人工超知能EMが支配する世界の全貌~』 Robin Hanson著/小坂恵理 訳/井上智洋 解説 評者:橋本正明(市民科学者(自称)) PDFはこちらから 私個人の見解であるが、本には… 続きを読む »

直観力を磨く場としての市民科学研究室 市民研理事による読み切りリレーエッセイ 第3回

橋本正明(市民科学研究室・理事)  昨年は市民研にとって大変な年であったと思う。その中でも最大だったのは勿論、千駄木から湯島への移転であるだろう。その際に感じたのは、《本当にここは資料が多い》ことである。いや、ただ書籍が… 続きを読む »

【翻訳】自然と神経発育:住まいの周りの緑にふれあうことで脳の容積に違いが出る

【訳者コメント】 緑に囲まれることでまず感じることは新緑の美しさや酸素に富んだきれいな空気などです。その結果として、精神的やすらぎや健康面での良い影響などがすでに知られています。この論文では特に子供が緑に曝されることによ… 続きを読む »

ゲノム医療・ゲノム編集技術は社会をどう変えるか ―4つの将来シナリオで考える課題と対策―

ワークショップ実施報告 市民科学講座Bコース・ワークショップ ゲノム医療・ゲノム編集技術は社会をどう変えるか ―4つの将来シナリオで考える課題と対策― 主催:NPO法人市民科学研究室 2018年2月7日(水) 光塾COM… 続きを読む »

市民科学とは何か 〜4つの考え 市民研理事による読み切りリレーエッセイ 第2回

吉澤 剛(市民研理事/大阪大学) PDFはこちらから 市民科学には、大きく「市民」か「科学」のどちらかに重心を置いた活動が見られます。前者は、宇井純や高木仁三郎に始まる日本の市民科学の中心的系譜であり、科学を民主化する運… 続きを読む »