死に至る科学

2008年5月巻頭言 死に至る科学 吉澤剛 (市民科学研究室理事) 巻頭から気を重くさせるようなことは差し控えたいのだが、避けて通れない話題がある。自殺である。平成19年版自殺対策白書を見ると、自殺者数は過去10年ほど3… 続きを読む »

ナノテクノロジーのリスクとどう取り組むか~消費者の立場から考える

上田昌文(市民科学研究室) ●東京都が国への提案要求  2008年2月22日に東京都の福祉保健局は、「カーボンナノチューブ等に関する安全対策について:国へ提案要求をしました」というプレスリリースを行いました。これは、国立… 続きを読む »

楽しく学ぶ食料問題

日本の食糧自給率が世界的に見て極端に低いことは周知の事実だ。2006 年の統計によると、カロリーベースで39% である。1960年は79% であるから、ほぼ50 年で半減したことになる。この数値は先進国のなかで最低で、食… 続きを読む »

目標を持てない国、日本

巻頭言 目標を持てない国、日本  2008年はどんな1年になるのだろうか。年頭にあたって、多くの人が感じていることではあるが、環境、安全保障、危機管理という面で日本がきわどい状況にあることにふれてみる。 ●日本に環境政策… 続きを読む »