目標を持てない国、日本

巻頭言 目標を持てない国、日本  2008年はどんな1年になるのだろうか。年頭にあたって、多くの人が感じていることではあるが、環境、安全保障、危機管理という面で日本がきわどい状況にあることにふれてみる。 ●日本に環境政策… 続きを読む »

携帯電話、不透明な販売モデル

●巻頭言 携帯電話、不透明な販売モデル 上村光弘(市民科学研究室理事) ここ10年ほどで急速に普及した携帯電話には、電磁波の人体への影響や、犯罪、コミュニケーションの変容など、検討すべき様々な論点がある。ここではその販売… 続きを読む »

【書評】 『チェルノブイリの森 事故後20年の自然誌』

メアリー・マイシオ 著 中尾ゆかり 訳 『チェルノブイリの森 事故後20年の自然誌』 (NHK出版 2007年)  本書はウクライナ系の米国人ジャーナリストが、10年以上にわたってチェルノブイリを何度も訪れてまとめあげた… 続きを読む »

『エンハンスメント論争―身体・精神の増強と科学技術』 あとがき

『エンハンスメント論争―身体・精神の増強と科学技術』 (上田昌文+渡部麻衣子 編、社会評論社2007年) あとがき 私たちの社会は、意識するしないにかかわらず、人間が持つ様々な「能力」によって存立している。生命活動のため… 続きを読む »

食の「安全」と農業の未来

解凍するだけで食べられる弁当向けの冷凍食品がよく売れているそうだ。レンジで温める手間もいらず、弁当箱にただ詰めるだけで昼には丁度食べ頃になるらしい。家庭内での料理もずいぶん簡略化されるようになった。90年代後半に頭打ちに… 続きを読む »