203. 市民研通信」カテゴリーアーカイブ

[巻頭言] 福島原発事故による放射線被曝の防護の鍵は何か

 ひとつは、福島第一原発の事故が東京電力という一企業で対応できる枠を超えた事象であることを認識し、世界的な専門知を結集して、取り得る最善の収束策を確定することだろう。原子力委員会、原子力安全委員会、原子力安全保安院がそれ… 続きを読む »

特区を設けることによる災害復興を提案します

市民科学研究室「住環境研究会」のメンバーである、平松朝彦(サステイナブルマンション研究会・代表)と上田昌文(市民科学研究室・代表)は、震災復興の鍵になるのは、住まい、経済、エネルギーの全部が関わる、長期的な見通しに立った… 続きを読む »

[緊急寄稿] 大震災について、いま思うこと by 会員有志

以下は、「大震災について、いま思うこと」というテーマでの原稿募集(3月31日締め切り)に応じてご寄稿くださった、市民科学研究室会員の皆さんからの文章を到着順に掲載したものです。募集の趣旨については、このページをご覧下さい… 続きを読む »

【書評】『生殖医療の未来学-生まれてくる子のために』

『生殖医療の未来学-生まれてくる子のために』 吉村泰典・著 2010年4月 診断と治療社 2800円+税  評者:白井千晶(リプロダクションの社会学/日本学術振興会)     サイト「出産と妊娠の社会学」を主宰  本書は… 続きを読む »

電磁場の人体影響についての総務省の調査研究事業

以下は、3月25日~28日に新潟大学にて開催が予定されていましたが、東日本大震災の影響を考慮して中止になった、日本物理学会第66回年次大会で、市民科学研究室の上田が担当していた講演の予稿です。発表の場は、28日の「科学と… 続きを読む »

環境の仕事とは~コンサルティングの仕事からみえるもの~

環境の仕事とは~コンサルティングの仕事からみえるもの~ 石塚隆記(2011年2月12日) 私は環境コンサルタントとして働いている。先日、市民科学研究室の談話会において、「環境の仕事とは~コンサルティングの仕事からみえるも… 続きを読む »

「エコ」のビジネスを知る~市民科学談話会に参加して

「エコ」のビジネスを知る~市民科学談話会「環境の仕事とは?」に参加して 瀬野豪志 昨年末、友人同士の忘年会で「エコってどう思う?」という話になった。といっても「今年の重大ニュース」のようなもので、「エコ・アクション・ポイ… 続きを読む »

科学と芸術の微妙な関係?-漫画『美味しんぼ』にまつわるエトセトラ

杉野実 楽屋話的なあれこれ  『美味しんぼ』...やっぱり書くことになっちゃったのね、というのがいまの正直な気もちである。一部では「国民的漫画」とまでいわれる一方、「2ちゃんねる」などで執拗な攻撃をうけてもいる、雁谷哲作… 続きを読む »

食事と健康:何がその混沌を生んだのか~佐々木敏・東京大学教授へのインタビュー 

佐々木敏・東京大学教授へのインタビュー(聞き手:市民研・代表 上田昌文) 食事と健康:何がその混沌を生んだのか ~科学的な理解と実践に欠かせない基本を考える~ pdfはcsijnewsletter_05_sasaki.p… 続きを読む »

技術の限界~談話会「補聴器を使う生活とは?」に参加して

技術の限界 ~2010年11月13日市民科学談話会「補聴器を使う生活とは?」に参加して 石塚 隆記 (2010年11月22日) 「問題」があれば、技術革新が起こる。これまでに技術は、数々の困難な問題に対して、解決策を提供… 続きを読む »

談話会「補聴器を使う生活とは?」に参加して

談話会「補聴器を使う生活とは?」に参加して 上村光弘 単なるメガホンのような大きなものから、ベル研での電気化を経て、耳の中に入るような小さな補聴器へ、そして人工内耳。技術の変遷自体も非常に面白かったが、今回の談話会である… 続きを読む »

【書評】 平川秀幸 『科学は誰のものか-社会の側から問い直す』

書評:平川秀幸『科学は誰のものか-社会の側から問い直す』(生活人新書、NHK出版、2010年9年10日) 評者:猪野修治 本書の帯には、「科学は、専門家に任せるな。遺伝子組み換えから作物から再生医療まで社会問題化した科学… 続きを読む »

【書評】 山田慶児 『技術からみた人類の歴史』

書評:山田慶児『技術からみた人類の歴史』(編集グループSURE、2010年10月2日) 評者:猪野修治 著者の山田慶児さんは著名な科学技術史家です。1932年福岡生まれで京都大学理学部宇宙物理学科を卒業後、同大学大学院文… 続きを読む »

スマートフォン&ハイスペックPC と 電磁波曝露

スマートフォンの登場で、無線利用が一段と拡大する気配だ。学校や公共施設、家庭に無線LAN が普及し、今さらに、屋外のどこにおいてもPC やi-padなどから無線でインターネットにつなげることができるようにする、いわゆるW… 続きを読む »

市民研ホームページが新しくなりました そのみどころは?

 一番の特長は、1992年発足以来、『科学と社会を考える土曜講座通信』(92 年~)『どよう便り』(96 年~)『市民科学』(05 年~)そして『市民研通信』(10 年~)とのタイトルで発刊してきた月刊の機関誌の主たる記… 続きを読む »