203. 市民研通信」カテゴリーアーカイブ

科学と芸術の微妙な関係?-漫画『美味しんぼ』にまつわるエトセトラ

杉野実 楽屋話的なあれこれ  『美味しんぼ』...やっぱり書くことになっちゃったのね、というのがいまの正直な気もちである。一部では「国民的漫画」とまでいわれる一方、「2ちゃんねる」などで執拗な攻撃をうけてもいる、雁谷哲作… 続きを読む »

食事と健康:何がその混沌を生んだのか~佐々木敏・東京大学教授へのインタビュー 

佐々木敏・東京大学教授へのインタビュー(聞き手:市民研・代表 上田昌文) 食事と健康:何がその混沌を生んだのか ~科学的な理解と実践に欠かせない基本を考える~ pdfはcsijnewsletter_05_sasaki.p… 続きを読む »

技術の限界~談話会「補聴器を使う生活とは?」に参加して

技術の限界 ~2010年11月13日市民科学談話会「補聴器を使う生活とは?」に参加して 石塚 隆記 (2010年11月22日) 「問題」があれば、技術革新が起こる。これまでに技術は、数々の困難な問題に対して、解決策を提供… 続きを読む »

談話会「補聴器を使う生活とは?」に参加して

談話会「補聴器を使う生活とは?」に参加して 上村光弘 単なるメガホンのような大きなものから、ベル研での電気化を経て、耳の中に入るような小さな補聴器へ、そして人工内耳。技術の変遷自体も非常に面白かったが、今回の談話会である… 続きを読む »

【書評】 平川秀幸 『科学は誰のものか-社会の側から問い直す』

書評:平川秀幸『科学は誰のものか-社会の側から問い直す』(生活人新書、NHK出版、2010年9年10日) 評者:猪野修治 本書の帯には、「科学は、専門家に任せるな。遺伝子組み換えから作物から再生医療まで社会問題化した科学… 続きを読む »

【書評】 山田慶児 『技術からみた人類の歴史』

書評:山田慶児『技術からみた人類の歴史』(編集グループSURE、2010年10月2日) 評者:猪野修治 著者の山田慶児さんは著名な科学技術史家です。1932年福岡生まれで京都大学理学部宇宙物理学科を卒業後、同大学大学院文… 続きを読む »

スマートフォン&ハイスペックPC と 電磁波曝露

スマートフォンの登場で、無線利用が一段と拡大する気配だ。学校や公共施設、家庭に無線LAN が普及し、今さらに、屋外のどこにおいてもPC やi-padなどから無線でインターネットにつなげることができるようにする、いわゆるW… 続きを読む »

市民研ホームページが新しくなりました そのみどころは?

 一番の特長は、1992年発足以来、『科学と社会を考える土曜講座通信』(92 年~)『どよう便り』(96 年~)『市民科学』(05 年~)そして『市民研通信』(10 年~)とのタイトルで発刊してきた月刊の機関誌の主たる記… 続きを読む »

これからの工学教育に求められるもの

 この文章は、東京大学グローバルCOE「世界を先導する原子力教育研究イニシアチブ」主催の第1回・原子力社会論・専門家ワークショップ「原子力工学者にとっての社会リテラシーとは?~問題解決から問題設定の工学へ:次世代工学教育… 続きを読む »

電子本、貸してください

 本は電子化されると言われて久しいが、最近になって国内の状況が慌ただしくなってきている。今年3月には総務省・文科省・経産省が合同で「デジタル・ネットワーク社会における出版物の利活用の推進に関する懇談会」を立ち上げた。また… 続きを読む »

「食の総合科学研究会」の活動に参加してみませんか

食は生命活動に必須というだけでなく、暮らしと環境の改善の基本となるものであり、食べ物と身体と料理の関係を(従来の栄養学に偏らず総合的に)科学の視点を持ち込んで解き明かしていくことで、今の私たちの生活と社会を具体的に着実に… 続きを読む »

1945年当時の米軍原爆調査団に関する3つのファイル ~GHQ/SCAP資料より~

以下は、「国会図書館憲政資料室所蔵 日本占領関係資料」のうち、日本占領中の米軍内部の原爆調査にかかわる通信資料を訳したものです。GHQ/SCAP(連合国軍最高司令官総司令部)資料から、1945年当時の米軍原爆調査団に関す… 続きを読む »

連載「科学技術コミュニケーションを問う」第10回(最終回) サイエンス・コミュニケータ再考

科学(Science)とはなにかという問いに答えることは容易ではない。というのは,ヨーロッパでは,科学は元来「知識を愛する」という意味をもった言葉で,「哲学」と同じように使われていたからである。しかし,コーヒーを味わいな… 続きを読む »

リレー連載「住環境革命のために」第1回 「長期優良住宅マンション」のすすめ

「長期優良住宅マンション」は資産をつくるマンション 日本の住宅政策を大きく転換する「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」が平成21年6月に施行されました。弊社福永博建築研究所は15年以上にわたりマンションの長寿命化の設… 続きを読む »

笹本征男さんとの出会いと原爆調査

吉田由布子 (市民研・低線量被曝研究会、「チェルノブイリ被害調査・救援」女性ネットワーク) 笹本さんの突然の訃報は、低線量被曝研究会の月例勉強会の翌日の夜のことでした。勉強会でも笹本さんのことが話題に上り、もうすぐ退院さ… 続きを読む »